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フライブルクで朝食に卵20個を!


先月の初め、息子を訪ねてフライブルクへ足を運んだ。
昨年秋より大学生活を始めた息子が病気で調子が悪いといったたためだ。

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ちょうど、フライブルクの近くで仕事の用事もあったので、学期末の試験を目前に控えていた息子を思い切ってたずねてみた。我が家からICEで1時間30分ほどと、遠くない距離なのに、なぜか離れて暮らしていると、ずいぶん遠いように思えた。

新生活になって、何もかも自分でしなければならないため、彼は、すっかりやせてしまった。
洗濯、買い物、料理に、本職の学生生活にと、あっという間に1学期も終わろうとしている。

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息子いわく、家族のありがたみをしみじみと感じているとのこと。

食べ物や料理をいっぱい持ち抱えていたため、フライブルクの駅から、タクシーで息子の下へ。

彼の風邪は思っていたより、回復しており、まずは一安心。
息子は、午後からセミナーがあるとのこと。
お昼も近づいてきたので、一緒に料理をつくりはじめた。

息子は、昨年クリスマス休暇に自宅に戻ったものの、大晦日は、友人たちとパーティをといってフライブルクにもどった。そのため、同じテーブルで食事をするのは2ヶ月ぶりだ。

そのうち、同居人の学生たちもぞろぞろと食堂へ集まってきた。

私が訪ねたのは平日だったので、みんな講義がないの?と思っていると、彼らは朝の6時までどこかでパーティーがあり、これから朝食だという。 学期末の試験もなく、みんな時間をもてあましている様子。

同じテーブルで、彼ら3人が食べたものは、いり卵20個と、ベーコン、ハムやチーズとパン。
いくらなんでも、3人とは言え、20個分の卵を平らげる彼らにびっくり!若いということはいいことだ!

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(左から、ポルトガル出身、ポーランド出身、ドイツと国際色も豊かな仲間たち)

私たちは、昼食を食べていたため、サラダを彼らにすすめると、「健康すぎるのでいらない!」と冗談とも本気とも言える答えが返ってきた。

食事が終わって、息子と一緒に街へ。
彼は、大学へ、私は次の場所に移動するためフライブルクの駅へ向かった。
とても寒い日だった。

息子の下宿探しや、引越しなどと何度もフライブルクへ足を運んでいるものの、観光はまだしていない。いつもあわただしく、行って帰ってくるだけ。今回も同じだった。

環境の街として有名なフライブルクをゆっくり探訪してみたいものだ。
by foodwatcher | 2010-03-04 19:05 | 我が家の食