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ドイツ人一人当たりのごみの量453kg


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連邦統計局の報告によると、2008年度における家庭より出る一人当たりのごみの量は453kgとのことだ。

この内訳は、一般廃棄物と粗大ごみが202kg、資源ごみ143kg、生ごみなどの有機系廃棄物が107kgほどという。

08年に回収した廃棄物量は3720万トンに上り、07年は3740万トンというから、少し減少した。

紙、プラスチック、ガラスなどは、色分けしたプラスチックの袋に種わけしてごみを出すのが原則。 ところが、08年、キチンと種わけをして出されたごみは55%(2050万トン)と半分程度の量というからおどろきである。

種わけされて出されたごみの量は、07度比で30万トンほど減少している一方、種わけされていないごみは、1650万トンと近年にない上昇率だとか。

確かに、ごみを種わけするのは大変だ。場所も取るし、一枚の袋に紙とプラスチックの両方が使われているといったいどちらに捨てたらいいのか迷うことも多々あるし・・・

種わけしないのもいけないと思うが、一番ひどいと思うのは、スーパーなど公共の場のゴミ箱にびっくりするほど様々なごみが捨てられていることだ。また、ドライブをしていると道添えに粗大ごみがすてられてあったりすることも。 

スーパーでは、購入した商品の不要な箱やプラスチックをこれまた種わけして捨てるゴミ箱が備え付けられており、こちらは整然としているようだ。

環境大国のドイツといわれているが、まだまだ個人の意識改善をする必要がありそうだ。
by foodwatcher | 2010-02-05 18:31 | 生活情報袋