腹が減っては戦はできぬ!

e0166187_23184822.jpg


アビトゥーアを無事終えて、現在歯科技工士さんのところで実習をしている息子。
ちなみにドイツでは大学入学試験が無く、このアビトゥーアの試験結果によって大学側が入学選考をする。

息子は、大学(第1学期)が始まるまで自分の行きたい学部の役にたてばと我が家の歯医者さんが推薦してくださった技工士さんのところへ通い始めた。

我が家から車で片道20分程の街に通っているが、困ったのはお昼ごはん。
周りには、レストランが無い。結局パン屋か肉屋さんで出来合いのものを買って食べるしか無いようだ。185cmと大柄な彼は、パン食だけではおなかがいっぱいにならないとの事。さらに味気ないという。

自宅に戻ってお昼ご飯を食べると言う方法もあるが、1時間のお昼休みがアッというまに終わってしまう。それに、ガソリン代がかかって大変だし、環境にもよくない。

ということで、私のお弁当つくりが始まった。

毎朝5時半頃おきだして、作るのは大変!何よりも、日本と違って出来合いのものが無い。また、夕食がパン食のドイツでは、前日の夕飯の残りをお弁当のおかずにということもできない。

画像のお弁当は、金曜日に作ったもの。お弁当のおかずも5日目になるとアイデアもなかなか浮かんでこない。最初の日は、がんばって10種類ほど作ったら、さすがの息子も「ママ、無理しなくてもいいよ」と言う。餃子もアンを作って、自分で仕上げたもの。魚のみそ焼きは、前の晩味噌に付けて、朝火を通す。にんじんの味噌漬けはちょっとしょっぱかったようだ。(この日は味噌を使ったものが多く重なってしまった)

日本式のお弁当を作るのは、久しぶりのことだ。
夫の仕事の関係でチェコのプラハに住んでいたとき子供達が日本人学校にいった時以来かな。あの時は、ドイツ学校の休みの時間を利用して子供達は楽しみに日本人学校に通学していた。

全生徒が20人もいない、アットホームな学校だった。人数が少ないため生徒はみんなお弁当を持参していた。ドイツ人学校では、休憩時間の好きな時にパンや飲み物を口にすることができる。これに慣れていた我が家の子供達は、お昼まで何も食べることができなくておなかがすいて仕方が無かったようだ。お弁当のおいしさも一段と増したに違いない。

朝から食事を作っていると、自分が食べるお昼ご飯は作る気もなくなってしまう。お弁当を作り始めて1週間が過ぎた。あと2週間なんとかがんばらねば・・・

夕方、家に戻ってきて「お弁当、とってもおいしかったよ!」という息子の言葉に疲れもとんでしまう。

1日中座って、歯型を取ったり、モデル型で練習したりしているようだがとても面白いという彼。自分の息子とはいえ、彼の知らない一面を発見したようで、物思いにふけてしまう私だ。
[PR]
by foodwatcher | 2009-05-10 23:22 | 我が家の食