小学館プレシャス3月号にて、ドイツのキャリアウーマンを取材しました。
今回は、ドイツのプロハンドボールのCEOを紹介しました。
何がすごいかといいますと、女性で初めてのCEOだからです。
なんと34歳の時に抜擢された方です。
ちなみに取材時は36歳。
インタビューをしたのは、昨年末でした。
子供2人の母親として、ライフワークバランスについても聞きました。
離婚も経験しているこの女性、現在は仕事に理解のあるパートナーに恵まれ、
彼と、母親の協力を得ながら頑張っているとのことでした。
細かいプライベートなことは今回のテーマから外れてしまうので
あまり深入りせず、1時間ほどインタビュー。
彼女の言葉で印象に残っているのは、
「仕事をするということは、女性だから、男性だからというのは関係ない」
という一言でした。
言われてみれば、そうですね。
というか、仕事をするその環境が男女で違うため、
女性には壁が多いのかもしれないなと思いました。
まだ間に合うようでしたら、3月号是非一読ください。
そういえば、1月にハンドボールの世界選手権WMがありました。
ドイツハンドボールチームは4位となりました。
順調な滑り出しで、皆決勝戦へ向けて頑張っていたのに残念でした。
市民の盛り上がりも大変なものでした。
ちょうど女性CEOを取材した後だったので
普段はあまり関心のないWMにわくわくしながら
私も夢中になっていました。
折しも、取材したハンドボールクラブのコーチがデンマーク人で
その方は、もちろんデンマークチームのコーチとして活躍していました。
デンマークチーム、優勝しましたよね。やっぱり強いデンマーク!
その後、ドイツWMチームのキャプテンが、今回取材したハンドボールチームへ
移籍したのも何かの偶然でしょうか。
このプレシャスのLife is so presiou コーナーで
これまでインタビューをしたドイツ女性は、
キャリアを積んだ方ばかり。
日本ではとかく大企業におけるキャリアウーマンが
注目されているようですが、ドイツでは各業界で
女性が活躍しています。
一方で、ドイツの女性クオーター制(女性管理職)の占める割合は
かなり少ないです。
絵に描いた餅ではありませんが、家庭を持ちながらキャリアを積んでいくことは
難しそうで、理想と現実は違う…という論調もあた多々あります。
要するに、女性の社会進出は日本と状況はあまり変わらないようです。
このテーマについては、長年集めてきた資料があるので、
こちらも、いつか記事にしたいと思います。
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by foodwatcher
| 2019-02-24 19:26
| 仕事