タグ:話題の本 ( 4 ) タグの人気記事

ドイツに住んでいれば、きっと一度は手にしたことがあるだろうヤノッシュの絵本。子供のみならず、大人が読んでも心温まるストーリーばかり。

そのヤノッシュが80歳になったのを記念して、記念展覧会が開催されています。
こちらをどうぞ。

彼の作品にでてくる主要キャラクター、優しく手料理好きなクマ君、ちょっとわがままでいつも話題を引き起こすトラ君、ドイツ人を代表するかのように議論好きなカエルのギュンター、タイガー・エンテでお馴染みのトラ君の木のおもちゃトラアヒルなどがこの展示場で満喫できます。

我が家の子供たちが大好きだったヤノッシュの絵本の数々は、2人が大学生になった今でも大切に保管してあります。彼らの部屋を整理していて、たくさんの本やパズルなどを図書館に寄付したり、友人にプレゼントしたりしたが、ヤノッシュの本はやはり手離すことが出来ませんでした。

1980年、彼は、病気療養のためにカナリヤ諸島テネリファ島で過ごしたことをきっかけに、それ以来気候温暖なこの島に在住しているそうです。

80歳を迎えたヤノッシュは、仕事をしないでハンモックに横たわりながら、悠々自適の生活を楽しんでいるという。まさに、彼の作品を地で行く思いのままの時間を謳歌しているとか。
[PR]
by foodwatcher | 2012-01-08 21:46 | 仕事

フランクフルト書籍見本市13日の様子です。
11日のプレス関係者だけの公開と異なり、13日からは書籍業界関係者も入場可能です。

覚悟はしていたものの、フランクフルト中央駅からすでに人、人、人の波で、この光景をみるだけで疲れきってしまいそうでした。

この日開催されるセミナーや面白そうなイベントのメモを参考に、まずは11時からのホットスポットツアー(デジタル部門紹介)に参加。

参加したい方は登録が必要です!というメールをまじめに受け、見本市事務局に参加の連絡を入れたのですが、何のことはない当日誰でも参加できるようです。

さっそく4.1.の集合ラウンジへ。
待ち時間にコーヒーを一杯。見本市はどこへ行っても飲食物の値段が吊り上げられているのですが、

なんと、このラウンジのコーヒーショップは飲み物が無料なのです!

e0166187_17318.jpg


「中庭アゴラ・アウディー館にあるプレスセンターのコーヒーは有料でしたよ!」と、私。

「ここは、知る人ぞ知る穴場なんですよ!」と、見本市職員。

コーヒーだけでなく、ジュースやお水、クッキーやスナックまですべて無料です。
この日は、プレスセンターに行くのをやめて、何度もここに通いました(笑)

さらに、このツアー終了後は、スープも無料でいただけるのです!
私は次のプログラムに追われて時間がなく、スープはパスしました。来年は絶対食べてみたいです。

毎年、通う書籍見本市ですが、書籍ばかりではなく、思わぬ発見がありとても面白いのです。

グルメギャラリーでは、ドイツの料理番組にもよく出ているサラ・ウィーナーさんのクッキングデモ。メディアで人気のある彼女をひと目みたいと、大変な人出でした。

e0166187_1712324.jpg

少し遅れていった私は、最後列で彼女のお手並みを拝見してましたので、この観客数からみて試食にはありつけない・・と諦めていたのです。

例によって、料理は最前列に座っている客から配られ始めたのです

が・・・サラさんの心遣いで、

「今日は後ろから配っていってね。後ろの人たちは待って待って、しかも時には料理がなくなってしまうこともあるから」との一声で、なんと料理は、後ろに立っている客から配られ始めました。

というわけで、私もいただくことができました。
心温まる美味しいラビオリ料理に舌鼓を打つことができ、幸せ!

場内移動中に、Dr. Oetker 出版社のブースで、料理家ヨハン・ラーファー氏に出会いました。彼も、大変な人気者ですが、出版社対象の試食会だったようで、部外者は彼のお手前を試食することができませんでした。こちらも人、人、人で大変な盛況でした。

ところが、彼にインタビューしたいな~という私の思いが通じたかのように、私のいる方向に突然彼が向かってきたのです!このチャンスを逃すまい!と、思い切って話しかけ、彼と料理のお話をすることができました。

ちなみに、サラさんもラーファー氏もオーストリア出身です。

延々と続くセミナーやイベント、そして人の多さに疲れて帰途に着いたのは19時でしたが、地下鉄内もドイツ新幹線ICEの中も、見本市と同じく、人、人、人。

やっぱり一般公開の土・日には、見本市に行くのはやめておこう。。。。


e0166187_17261570.jpg

[PR]
by foodwatcher | 2011-10-16 18:04 | 仕事
2011年フランクフルト書籍見本市が昨日11日より開催されました。
といっても、昨日はプレス関係者だけを集めてのお披露目でした。

詳細については、別の機会にお知らせしたいと思いますが、メインテーマはやはり今年も書籍のデジタル化でした。

今年のプレス会議場は、場内AGORAアゴラで、ドイツ高級車アウディ社のバックアップで建設されたとても近代的で素敵な会場でした。
e0166187_16584342.jpg



会場敷地内は、どこも車で一杯、歩くのも大変!車がバックして通行人にぶつかるシーンに出会ってびっくりです。最後の追い込みで出版社や書籍関係者の訪問で大賑わいなのでしょうか。
e0166187_1713085.jpg


あちこちでダンボールや機材が散らばっていて、明日の開催に間に合うのだろうかと思うほど。
e0166187_1785873.jpg


見本市ブース6.1にある日本の出版社スタンドは、ほとんど準備が完了してました。ひとつ気になったのは、日本のスタンドには誰もいなかったこと。すでに書籍は展示されてあるので、本を持っていこうと思えば簡単にできるはず・・・・大丈夫なのかしら、と余計な心配をしてました。
e0166187_17131684.jpg



さて、このフランクフルト書籍見本市は、正式には12日から16日までの5日間の開催です。
そのうち、最後の2日間だけが一般公開となります。

11日午前中はプレス会議、その後今年のゲスト国アイスランドの紹介。

ドイツ図書流通連盟(Börsenverein des Deutschen Buchhandels)CEOゴットフリード・ホーネフェルダー氏
e0166187_1752910.jpg



そしてハイライトは、17時からのオープニングセレモニー。
今年は、私にも招待状が来ました!

ドイツ外務大臣ギド・ヴェスターヴェレ氏
e0166187_1762194.jpg


アイスランド大統領オラフル・ラグナル・グリムソン氏
e0166187_1765099.jpg



このほか、フランクフルト市長、ヘッセン州・州代表代理などなどの重鎮が次から次へと演説を。

ちなみに、このセレモニー会場に入るまでが大変!何箇所にも設けられた警備チェックを過ぎてやっと入場することができました。フランクフルト空港もかなり厳重なチェックをしているけど、それよりもかなり厳しかったような気がする。国賓が参加しているのだから当然なのだろう。

最後の画像は、午前中に開催されたプレス会議の様子です。
私がどこにいるかお分かりでしょうか・・・・

画像(C)Frankfurter Buchmesse
e0166187_17345517.jpg


参考までに、私がこれまでドイツ書籍業界について寄稿した記事です。

ドイツの電子書籍最新事情、「本は魂」の国もデジタル化は無視できず

2018年に電子出版物売上げが紙書籍を上回る?フランクフルト書籍見本市2009

書籍大国ドイツの出版業界、その流通・経営・制度・人材育成の特徴
[PR]
by foodwatcher | 2011-10-12 18:26 | 仕事
今夢中になって読んでいる本をご紹介。

e0166187_18354823.jpg


タイトルは「3096日」
1998年3月2日に誘拐されて、3069日監禁されたオーストリア人ナターシャ・カンブシュさんの本です。(自伝書ですが、実は2人のゴーストライターによって書き上げられたものです)

10歳のときに拉致されて、広さわずか5平方メートルの地下一室に閉じ込められていた3096日の生活をつづったものです。

事件前日までは、母親と一緒に学校に出向いていたが、当日は初めて一人で登校し、学校に到着することもないまま、監禁生活を8年半も強いられてしまった。

失われた子供時代の思いと、極限状態に置かれた彼女がどのように希望を見出していったかが詳細にわたり記載されています。

精神的にも肉体的にも虐待を受け、自殺をしようと思ったことが何度もあったとか。
でも、死ぬのは自分ではない!こんなひどい事をしている犯人のほうが死ぬべきだと思いなおし、自分を励ましつづけたそうだ。

太陽の光を受ける事もなく、新鮮な空気を吸うこともできず、いわゆる牢獄の中で生活していた彼女の楽しみの一つは、本を読むことだった。

週末を除いて1日に2回ほど様子を見に地下室へきていた犯人にお願いし、本を持ってきてもらっていた。その本に没頭している間だけは、ファンタジーの世界に入り込み、つかの間であったが自分の置かれている環境を忘れる事ができたとのこと。

ご存知の方もあるかと思いますが、逃亡に成功して暗闇の生活から脱出できた彼女は、今22歳。普通の生活を取り戻しつつあるようです。

本から得る知識欲を決して捨てなかった彼女の語彙の多さや筋の通った話しぶりは、3096日間全く外部とのコンタクトがなかったとは信じられないほど。当時オーストリアテレビでの特別インタビュー番組で話を始めた彼女の博識さには私も唖然としたのを覚えている。

就寝前にベットに持ち込んで読んでいる私ですが、そのすさまじさに目も覚めてしまうほど!
それでも病みつきになってます。
[PR]
by foodwatcher | 2010-11-14 19:03 | 知恵袋