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ドイツで電子書籍の価格拘束法が昨年9月より導入されました。
その背景と、ドイツ書籍業界に関する記事を
日本新聞協会報に寄稿しました。

今年のフランクフルト書籍見本市、ゲスト国はフランス。
開催期間は10月11日から15日。

オープニングのプレス会議でどんな報告がされるのか
今から楽しみです。
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by foodwatcher | 2017-03-04 15:56 | 仕事

ドイツの自動車業界が大変なことになっています。
一昨日の爆弾ニュースにドイツ人もびっくりしている。

それは9月20日に、米国の排ガス規制検査で不正を行っていたことを
フォルクスワーゲン社が認めたからだ。

同社の2009年から2015年に生産されたディーゼル車の
検査で、不正を働いたと米環境保護庁が指摘した。

このニュースを聞いて、きっとドイツ自動車業界に
多大な影響を及ぼすと思った。

案の定、昨日のVW優先株は20%のマイナス。
それだけでなく、BMWやベンツ株もとばっちりを受け、株価は下降している。

なぜ、VWのような大手企業がこんな不正を堂々と行っていたのか不思議。

VWのCEOマルティン・ウィンターコルンCEOは辞任をしないと言い張っている。
後任者はポルシェのあの方らしいという噂も立っているようだ。

ドイツ人の多くは米国責任者と共にヴィンターコルン氏も辞任すべきという声が多い。

VWのニュースがあった日、早速スイス・バーゼル在の義姉から電話があり、
話題はこのニュースで持ちきり。

こんな時、ふと思う。ニュースを見て親族ですぐ電話しあい、議論するとは
いかにもドイツ人らしいと。 そうだ、彼女はすでにスイス人なのですが・・・・

昔はそんな議論をすることさえもできない語学力でおろおろしたものだ。
今も、ドイツ語は決してバーフェクトではないが、それでも話し合うということは
やはり自分の意見を持っていないと続かない。

義姉も我が家もVWの株を有しているわけではないのに、
久しぶりに電話で熱くなってしまった。
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by foodwatcher | 2015-09-23 18:32 | 生活情報袋
先日書きました記事について。

ドイツ最低賃金法導入で得をした人、損をした人

2015年1月より最低賃金1時間8.50ユーロ(約1200円)がドイツ国内全労働者と全産業で導入された。貧富の差を改善すべく開始された最低賃金法だが、ここに来て数々の問題が浮上している。
得をした人・370万人
損をした人・約24万人
損をした人その2・雇用者の抱える問題、そしてしわ寄せは消費者にも

こちらでコメントをいただいたように、損をした人の多くは飲食業そして
個人農家が大きな直撃を受けているようです。

そもそも最低賃金の導入は、1時間3ユーロとか4ユーロなどという
信じられない賃金で仕事をしている方たちにもっと良い待遇をという大きな目的があった。

しかし、そんな人たちの多い東部ドイツで、失職者が増えているという皮肉な結果となった。

最低賃金導入においては、ガブリエル経済・エネルギー相が「個人消費を後押しする」と
予想していたのに対し、Ifo経済研究所や金融業界専門家は「パートタイムの職が失われる」と
懸念し、冷ややかな態度だった。

相変わらず、最低賃金導入により職を失った人たちの現状がメディアで話題となっている。

Yahoo記事には入れなかったが、巡回サーカス一団も深刻な状況のようだ。
農家と同じく、サーカスも家族や兄弟、親戚一同が時間の許す限り助け合い、
経営が成り立っていることが多い。

それが親族一同にも1時間8.5ユーロを支払わねばならない事から経営難に陥り、
サーカス巡業ができなくなったり、動物のえさを入手することさえ困難になったりしているそうだ。 

今後、さらなる問題が続出するような気がする。貧困解消の効果はいかに?というところだろうか。
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by foodwatcher | 2015-06-19 19:30 | 仕事

記事公開になりました。

世界のトップミュージシャンを魅了する
「ドイツのストラディヴァリウス」


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我が家においでいただいた時のイェンス・リッター氏です。
まずはシャンペンでお出迎え!

時間がないというリッター氏に、それなら食事を一緒にしませんかと誘い、
夕食を共にしました。

食事の用意をしながら取材をしたため、私は一体何を食べたのか
あんまり覚えていません・・・・日本食だったことは間違いありませんけど。

後記

この記事を入稿する前に、リッター氏へ最終確認のため電話を入れました。
私自身が充分把握していなかった点をいくつか訪ねたかったからです。

1時間後に商談で出かけるという、あわただしい中で色々お話を伺った。
最後にリッター氏曰く、

「これからスイスへ行ってきます。米歌手ビヨンセに会ってきます」

ビヨンセってあの歌姫ですよね・・・・

リッター氏にはじめてお目にかかったのは、5年前のこと。
ANA機内放送用の番組制作のお手伝いをした時に
スタッフにリッター氏を紹介した時のことです。

あれ以来、リッター氏は、着実にビジネスを拡大されているようで
頼もしい限りです。
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by foodwatcher | 2013-05-30 15:34 | 仕事
昨日は、またまた株主総会に行ってきました。
今度は企業ソフトで世界に飛躍したSAP。

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今年、創立40周年というまだ歴史の浅い同社ですが、
とにかくマンハイムのSAPアレナへ出向きました。
このアレナは、コンサートやイベントでよく使われている場所です。

そういえば、以前、コールドプレイのコンサートがこのアレナで開催されたとき、
娘に一緒に行こうよ!と言ったのですが、やっぱり断られました。。。。

大学生の娘が母親と一緒にコンサートというのは無理みたいです。
まあ、一緒に行こうと聞く私も私なんですが・・・

クラシック音楽のコンサートだったら、彼女も一緒にいったかもですね。
彼女は、友人と一緒にコールドプレイコンサートへ行き、感激したようです。
その後、娘は、私の誕生日にコールドプレイのCDをプレゼントしてくれた(笑)。

さて、そんな訳でこの会場には一度も足を踏み入れたことがない私は、
興味深々で、会場内へ。

いつも私が楽しみにしているのは、ドイツ人がどのような議論を展開するか・・・です。
いい意味でも悪い意味でも?ドイツ人は若い頃から自分の立場を主張する議論訓練を
日常生活で積んでいるのです。

私のように、奥ゆかしい日本人??にとって、
ちょっとやそっとではこの議論手法を身につけることは至難の技です。

経営陣は、日々のビジネスで会話や議論に慣れていて、アシスタントが
資料を用意することもあるのでしょうが、こちらも参考になることが一杯です。

特に、株主からの質疑には、ドイツ人特有の話の進め方があるので、
聞くのが楽しみ・・・・もう病み付きになりそうです。

私もあんなふうに冷静に話しを進めていくことが出来れば・・・
そして痛いところをついた質問にも決して憤ったりせず、
ジョークで受け答えする様を見るたびに、まだまだ勉強が
必要と思うばかりです。


総会とは全く関係ありませんが、
昼食は、BASFよりSAPのほうが内容豊富で美味しかった!
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by foodwatcher | 2012-05-24 17:10 | 生活情報袋
2週間にわたり開催されていた印刷メディア見本市Drupaが先週閉幕しました。
私は、通訳のお仕事をいただき、またデュッセルドルフへ出向きました。

なんだか最近デュッセルドルフに縁があって、
今年に入って、仕事で3度目の訪問です。

フランクフルト書籍見本市でも同様ですが、Drupaは会場内で新ビジネス契約が
成立する場所として、世界中の印刷メディア関係者の集まる大イベントです。

見本市事務所によると、入場者は31万5千人ほど、
そのうち海外130カ国からの入場者は、およそ19万人とのこと。

さて、4年に一回開催されるこの印刷メディア見本市Drupa会場内で、
圧巻だったのは、やはりheidelberg Print!

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同社は、一ホールを貸切り、いつも人だかりで大変混雑していた。
最終統計によると、ハイデルベルク社は、この見本市で2000件の契約
が成立したそうだ。

同社CEO Bernhard Schreier氏によれば、
「この見本市での契約件数は、年間契約件数のおよそ50%を占める」と
報告しています。

ハイデルベルク社もユーロ圏債務危機の影響を受け、かなり打撃をうけたそうだが、
今年に入って、徐々に右肩上がりの成果を得ているとのことでした。

場内にあるインビス(たち食いスタンド)で、前回 シュピールベルク氏
インタビューへ出向いた時に立ち寄ったあのシューマッハービールを
口にすることが出来、とてもうれしい仕事収めとなりました。
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by foodwatcher | 2012-05-22 17:21 | 仕事
このところ、仕事で外出しっぱなしでした。

4月に話はさかのぼりますが、ある株主総会に足を運んでみました。
これまで、毎年通知はあったものの、個人的に時間が取れなかったことや、
参加者があまりにも多いと聞いていたので、しり込みしてました。

でも、やはり一度は参加して雰囲気を掴んでおくべきと、
今年は早めに申しこみをして、イザ出発。

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会場マンハイム・ローゼンガーテンの入り口で、やはり人だかりが。
やっぱり、ジャーナリスト登録しておけばよかった・・・
プレス関係者入り口は対応も違うし、会場内の席も別に用意されているため、
快適なのです!と思っても後の祭り、おとなしく並んで入場。

会場内は、写真撮影が禁止されていたので、場内の様子を紹介できませんが、
何しろ6000人以上の株主が集合していたので、総会が始まっても騒然としていました。

参加者は、やはり退職者や年配の株主の方々がほとんど。
開催時間が平日でしたので、当然といえば当然ですね。

私が一番興味を持ったのは、株主と経営陣間の質疑応答でした。
テーマは、環境問題が多かったように思います。

何分、日本の株主総会に参加したことはないので、比較はできませんが、
延々と続く、株主からの質疑応答は、長時間にわたり、ひな壇に座っている
経営陣の辛抱強さとその集中力には感服です!

また、昼食には隣接ホテルからのケータリングで、パスタやソーセージ、
パンにポテト類が提供されました。

ケーキとコーヒーも食べ放題、のみ放題で、
総会そっちのけで食事に夢中になっていた人も・・・・・

私は他の予定が入っていたので、5時間ほど参加した後、会場をでましたが、
やはり自分の目で見て、経験することの大切さを改めて感じた一日でした。
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by foodwatcher | 2012-05-20 17:06
最近公開の記事、ドイツでのユニークなビジネスです。

一読ください。
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by foodwatcher | 2012-03-31 18:55 | 仕事

フランクフルト書籍見本市13日の様子です。
11日のプレス関係者だけの公開と異なり、13日からは書籍業界関係者も入場可能です。

覚悟はしていたものの、フランクフルト中央駅からすでに人、人、人の波で、この光景をみるだけで疲れきってしまいそうでした。

この日開催されるセミナーや面白そうなイベントのメモを参考に、まずは11時からのホットスポットツアー(デジタル部門紹介)に参加。

参加したい方は登録が必要です!というメールをまじめに受け、見本市事務局に参加の連絡を入れたのですが、何のことはない当日誰でも参加できるようです。

さっそく4.1.の集合ラウンジへ。
待ち時間にコーヒーを一杯。見本市はどこへ行っても飲食物の値段が吊り上げられているのですが、

なんと、このラウンジのコーヒーショップは飲み物が無料なのです!

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「中庭アゴラ・アウディー館にあるプレスセンターのコーヒーは有料でしたよ!」と、私。

「ここは、知る人ぞ知る穴場なんですよ!」と、見本市職員。

コーヒーだけでなく、ジュースやお水、クッキーやスナックまですべて無料です。
この日は、プレスセンターに行くのをやめて、何度もここに通いました(笑)

さらに、このツアー終了後は、スープも無料でいただけるのです!
私は次のプログラムに追われて時間がなく、スープはパスしました。来年は絶対食べてみたいです。

毎年、通う書籍見本市ですが、書籍ばかりではなく、思わぬ発見がありとても面白いのです。

グルメギャラリーでは、ドイツの料理番組にもよく出ているサラ・ウィーナーさんのクッキングデモ。メディアで人気のある彼女をひと目みたいと、大変な人出でした。

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少し遅れていった私は、最後列で彼女のお手並みを拝見してましたので、この観客数からみて試食にはありつけない・・と諦めていたのです。

例によって、料理は最前列に座っている客から配られ始めたのです

が・・・サラさんの心遣いで、

「今日は後ろから配っていってね。後ろの人たちは待って待って、しかも時には料理がなくなってしまうこともあるから」との一声で、なんと料理は、後ろに立っている客から配られ始めました。

というわけで、私もいただくことができました。
心温まる美味しいラビオリ料理に舌鼓を打つことができ、幸せ!

場内移動中に、Dr. Oetker 出版社のブースで、料理家ヨハン・ラーファー氏に出会いました。彼も、大変な人気者ですが、出版社対象の試食会だったようで、部外者は彼のお手前を試食することができませんでした。こちらも人、人、人で大変な盛況でした。

ところが、彼にインタビューしたいな~という私の思いが通じたかのように、私のいる方向に突然彼が向かってきたのです!このチャンスを逃すまい!と、思い切って話しかけ、彼と料理のお話をすることができました。

ちなみに、サラさんもラーファー氏もオーストリア出身です。

延々と続くセミナーやイベント、そして人の多さに疲れて帰途に着いたのは19時でしたが、地下鉄内もドイツ新幹線ICEの中も、見本市と同じく、人、人、人。

やっぱり一般公開の土・日には、見本市に行くのはやめておこう。。。。


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by foodwatcher | 2011-10-16 18:04 | 仕事
2011年フランクフルト書籍見本市が昨日11日より開催されました。
といっても、昨日はプレス関係者だけを集めてのお披露目でした。

詳細については、別の機会にお知らせしたいと思いますが、メインテーマはやはり今年も書籍のデジタル化でした。

今年のプレス会議場は、場内AGORAアゴラで、ドイツ高級車アウディ社のバックアップで建設されたとても近代的で素敵な会場でした。
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会場敷地内は、どこも車で一杯、歩くのも大変!車がバックして通行人にぶつかるシーンに出会ってびっくりです。最後の追い込みで出版社や書籍関係者の訪問で大賑わいなのでしょうか。
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あちこちでダンボールや機材が散らばっていて、明日の開催に間に合うのだろうかと思うほど。
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見本市ブース6.1にある日本の出版社スタンドは、ほとんど準備が完了してました。ひとつ気になったのは、日本のスタンドには誰もいなかったこと。すでに書籍は展示されてあるので、本を持っていこうと思えば簡単にできるはず・・・・大丈夫なのかしら、と余計な心配をしてました。
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さて、このフランクフルト書籍見本市は、正式には12日から16日までの5日間の開催です。
そのうち、最後の2日間だけが一般公開となります。

11日午前中はプレス会議、その後今年のゲスト国アイスランドの紹介。

ドイツ図書流通連盟(Börsenverein des Deutschen Buchhandels)CEOゴットフリード・ホーネフェルダー氏
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そしてハイライトは、17時からのオープニングセレモニー。
今年は、私にも招待状が来ました!

ドイツ外務大臣ギド・ヴェスターヴェレ氏
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アイスランド大統領オラフル・ラグナル・グリムソン氏
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このほか、フランクフルト市長、ヘッセン州・州代表代理などなどの重鎮が次から次へと演説を。

ちなみに、このセレモニー会場に入るまでが大変!何箇所にも設けられた警備チェックを過ぎてやっと入場することができました。フランクフルト空港もかなり厳重なチェックをしているけど、それよりもかなり厳しかったような気がする。国賓が参加しているのだから当然なのだろう。

最後の画像は、午前中に開催されたプレス会議の様子です。
私がどこにいるかお分かりでしょうか・・・・

画像(C)Frankfurter Buchmesse
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参考までに、私がこれまでドイツ書籍業界について寄稿した記事です。

ドイツの電子書籍最新事情、「本は魂」の国もデジタル化は無視できず

2018年に電子出版物売上げが紙書籍を上回る?フランクフルト書籍見本市2009

書籍大国ドイツの出版業界、その流通・経営・制度・人材育成の特徴
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by foodwatcher | 2011-10-12 18:26 | 仕事