先日、買い物時にお財布からお金を取り出したら、
いやに光輝いている2ユーロが目についた。

スーパーでのレジのことだった。
そういえば、今年の2ユーロコインのモチーフはバイエルン州の
あのノイシュヴァンシュタイン城なのです。
支払う前に気がついて、あわてて財布に戻しました。
よかった・・・・

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2012年の記念コインは、3000万枚が鋳造されたとのことです。
2ユーロを手にする機会があったら、是非確認してくださいね。
お土産にもいいかも知れません。

また、今年はユーロ導入10周年となりました。この記念コインもあります。

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ちなみに、ドイツの2ユーロ記念コインは、2006年以降色々鋳造されています。

リューベックのホルステイン門、シュヴェリーン城、ハンブルクの聖ミヒャエリス教会、
ザールブリュッケンのルードヴィッヒ教会、ブレーメンの市庁舎とローラント像、
昨年はケルン大聖堂がドイツの名所としてモチーフとなっています。

コインを通して、ドイツに長く住んでいる私も、まだまだ訪れていない名所が
一杯あることを再認識・・・・・

週末を利用して、ドイツ国内発見の旅に出てみたいと思うこのごろです。
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by foodwatcher | 2012-03-16 18:55 | お財布袋

バイエルン州で最も人気のある温泉保養地バード・ライヒェンハルについて寄稿しました。
日本通運ペリカン欧州版11月号、一部抜粋です。

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 この保養地の最大の魅力は、近郊の山岳地帯から産出される豊富な塩を活用した塩療法泉だ。

市内55箇所の源泉から湧き出すアルプス塩泉は、テルメや製塩装置、吸引療法などに用いられ、自然がもたらす健康法として療養に効果を発揮している。

古来「塩」は、金のように貴重な商品だったことから、別名「白い黄金」とも言われ、この街の繁栄を築いたという。

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今ドイツでは、雪が降ったり雨が降ったりの毎日です。空は相変わらず灰色。
こんな時には、ウェルネスホテルが恋しいですね。
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by foodwatcher | 2011-12-22 17:56 | 仕事

かなり話はさかのぼってしまいますが、今年3月にTV番組でシュトットガルトの職業訓練校を訪問したときのことです。

この学校には、製菓マイスターや歯科技工士、美容師マイスターなどを目指して3000人にも及ぶ学生たちが日々自分の目標に向かって学んでいます。

こちらは歯科技工士のコース
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撮影直後に東日本大震災が発生したこともあり、この番組は、予定より遅れて6月に放映されましたが、番組の主人公となった日本人女性とは、その後連絡が取れないままです。

製菓部門で勉学していた彼女は、7月のマイスター国家試験に合格したのかどうか気になっているこの頃です。ドイツの街はもうクリスマスムード一杯で、クリスマス定番のクッキーや自分で焼くクッキーのための食材が所狭しとスーパーなどに出回っています。それで、彼女のことを思い出したのです。

学生さんたちの試作品です
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この国家試験は、筆記と実技があり、なんと実技は3日間に渡り決められた課題作品をクリアせねばなりません。

さてこの製菓部門では、普段足を踏み入れることの出来ない授業を参観させていただきました。

ドイツのクリスマスシーズンには欠かせないバームクーヘンの作り方もここではじめて見ることができました。

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このマイスターコースでは、国家試験に合格するために、お菓子を作るだけでなく、経済学や教育学、法律などの一般教養も学びます。マイスター試験に受かると、ドイツでは自分のお店を構えることが出来ます。その時に、ケーキを作るだけではなく、ゲゼレ(職人)さんの雇用やお店の色々な経費などの管理もせねばなりません。。そんな時に、この一般教養が必要となってくるからです。

ちなみに、お店を持ちたいが自分がマイスター資格を持っていないという場合、マイスターを雇って店を開くという方法もあります。でも、マイスター資格を持っている人たちの多くは、自分のお店を持ちたいというのが目標です。

お菓子の試作品は、授業終了後にみんなで持ち寄り、先生と共に一つ一つの出来具合の意見交換をします。そして、どのような工夫をしたらいいのか先生のアドバイスもありました。

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そのあと、試食をする機会がありました。
素敵な形や色とりどリのプチケーキは、見ているだけでもうっとりで食べるのがもったいないくらいでした。

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学生といっても、皆さんゲゼレ〈職人〉としてケーキ屋さんなどで実際に仕事の経験を重ねていらっしゃる方ばかりなので、ケーキつくりの腕もかなりのものでした。

マイスターの卵たちの作る作品は圧巻でした。
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by foodwatcher | 2011-11-08 23:29 | 仕事
先週の土曜日22日は、音楽家フランツ・リスト生誕200周年の日だった。
ドイツでは、新聞、TV番組などリストをテーマに、彼の生涯があちこちで紹介された。

リストが本当につきたかった職業は、司祭だったそうだ。これは、私も知らなかった。

ところが、彼の父親の強い要望で音楽家(ピアノ、作曲家)になった。
フランツは、父親からピアノを習い、幼い頃から音楽家としてその頭角を現したようだ。

確か、ヴォルフガング・モーツァルトも父親の手ほどきでピアノを習い、幼い頃からコンサートでその腕前を披露していた。

親が子供に期待をかけて教育熱心なのは、昔も今も変わりないようだ。

以前、お知らせしました、リストの記事です。
フランツ・リスト生誕200周年・中世のスーパースターに酔ってみたい!
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by foodwatcher | 2011-10-25 04:23 | 生活情報袋
朝晩寒くなり、ドイツでもあちこちで雪が降ったというニュースが入っています。

今回は、スイスからです。
ウィンタースポーツの聖地「サン・モリッツ」について日本通運欧州版11月号巻頭記事を担当しました。スポーツというより、セレブのミーティングポイントといわれる街を紹介しました。

何時も画像提供や情報収集に各機関や企業にコンタクトをとりますが、
その後、ご丁寧にイベント情報を送付してくださり、是非参加してくださいといわれます。

プレス会議に行くのはいいけれど、現地でのイベントに参加するのは時には気後れすることもあります。特に、今回のようにセレブが集まる場所に行くのは、場違いという感じで足が竦みます!


4ページの記事から以下一部抜粋です。

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アルプスの名峰に囲まれたサン・モリッツは、スイス南東部グラウビュンデン(Graubünden)州のエンガディン(Engadin)地方にある高級マウンテンリゾート地。

ここは、ウィンタースポーツの聖地といわれ、二度の冬季オリンピックも開催されたスポーツファン憧れの街。一面が雪に埋もれる冬を、一年中心待ちにしている世界の富豪たちが集う社交場として沸くサン・モリッツの高級リゾートライフの楽しみ方を紹介しよう。

サン・モリッツのあるスイス南東部は、リヒテンシュタイン、オーストリア、イタリアの3国に隣接し、豊かな大自然だけでなく多彩な歴史と文化を誇る。

古くからの伝統や風習が守られ、アルプスの牧歌的な風景を描いたヨハンナ・スピリ作の児童文学「アルプスの少女ハイジ」の舞台としても有名な地方である。

万年雪の氷河から地中海性の温暖な地域などさまざまな表情を兼ね備えた小さな村が点在する中でもひときわ華やかなのがこのサン・モリッツだ。

四季を通してハイキングやサイクリング、ゴルフ、ヨット、乗馬など多彩なアクティビィティが楽しめるが、サン・モリッツを訪問するなら、なんといってもウィンターシーズン。

12月になると、世界中のジェットセット族が続々と集まり始め、街中が独特な雰囲気に包まれる。グッチ、ブルガリ、ショパールなど有名ブランドショップや5つ星ホテルが立ち並ぶウィンタースポーツの聖地がエレガントな冬の社交場と変貌するさまを見学するのも魅力のひとつだ。

サン・モリッツ湖上で開催される雪上ポロ大会
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©Tony Ramirez/www.imagesofpolo.com

そして、リゾート地の楽しみの一つは、食べること。

毎年1月末から2月上旬開催の定例イベント「サン・モリッツ・グルメ・フェスティバル(St. Moritz Gourmetfestival)」は、毎回異なるテーマを決めて各地のスターシェフを招聘したり、サン・モリッツが誇る高級ホテルのシェフたちとコラボレーションで特別メニューを提供。

 このイベントのハイライトは、完全に凍りついたサン・モリッツ湖の上に、VIP特設テントを設置しての試食会。フェスティバル期間中には、レ ストランやホテルなどで、さまざまなフードフェアも企画されており、一流グルメを体験できる絶好の チャンス。

このグルメ・フェスティバルの創始者レト・マティス(Reto Mathis)氏は、サン・モリッツを代表するスターシェフ。同氏は、標高2486mのコルヴィリア(Corviglia)にあるグルメレストラン「ラ・マルミットLa Marmite」をはじめ数店のレストランを経営し、世界の美食家が好むキャビアやトリュフを用いた独創的な料理で食通の注目を集めている。

シンプルな料理に黒トリュフをふんだんに使うのがマティス式料理 
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©MATHIS FOOD AFFAIRS

 彼の卓越した料理人としての才能とセンスは、父親譲りといわれる。彼の父親ハルトリ・マティス氏(Hartly Mathis)は、イラン(旧ペルシャ)の王族シャーの専属料理人の経験をもち、「スヴレッタハウスHotel Suvretta House」「バドルッツ・パレスBadrutt’s Palace Hotel」「クルムホテルKlum Hotel」などサン・モ リッツを代表する伝統の5ツ星ホテルの数々でシェフを歴任した伝説の料理人。

「世界から集まる美食家のために、山の上に本物のグルメレストランをつくろう」と、コルヴィリアにレストラン「ラ・マルミット」を1967年にオープン。そして、1994年、世界各国で料理人としての腕を磨いていたレト・マティスが、父親の思いとレストランを受け 継いだ。ここの展望台からは、サン・モリッツの町や湖、谷を見下ろす絶景が楽しめ、連日高い人気で客足が絶えない。


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マティス氏については、ドイツでもよく報道されており、気になっている方でした。一度は行ってみたいレストランです。

こんな感じで雪上ポロ競技や競馬を観戦するセレブが一杯です。
私がお付き合いできるのは、セレブな人たちがつれてくる犬くらいでしょうか(笑)。

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©swiss-image.ch/Andy Mettler
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by foodwatcher | 2011-10-23 16:11 | 仕事
バイエルン州にあるバイロイトで毎年7月から8月にかけてワーグナーの音楽祭が開催される。

このバイロイト音楽祭は、ワーグナー自身が「ニーベルングの指輪」を上演するために創設した音楽祭。そして、この音楽祭で上演されるのは、もちろんワーグナーのオペラ作品だけ。

以下、日本通運欧州版ペリカン旅行誌9月号へ寄稿した一部抜粋です。

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では、なぜワーグナーはこれほどまでにバイロイトに魅せられたのだろう。その理由は、同市にあったバロック様式歌劇場「辺境伯オペラハウス」で演奏したことからだそうだ。

辺境伯オペラハウスは、18世紀中ごろ、プロセイン王家出身で当時の領主の妻・ウィルヘルミーネ辺境伯により建てられた歌劇場だ。欧州一美しく、最も保存状態がよいという。

舞台の奥行きが27メートルもあり、当時としては破格に大きい舞台だったことから、リヒャルト・ワーグナーをバイロイトに惹きつけたのもこの辺境伯オペラハウスがあったからという。

彼は、ここでベートーベンの第9の指揮をとり聴衆を魅了した。これがきっかけとなり、ワーグナーも自身の歌劇作品を上演するためにこの街に祝祭歌劇場を造った。

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食欲の秋、スポーツの秋、そして音楽の秋です。
クラシック音楽は、心に浸みます。
一日中聞いていても飽きないのはピアノ、フルート、バイオリンの演奏です。


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ピアノもフルートもしばらく忘れてました。久しぶりにフルートで演奏したくなりました。
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by foodwatcher | 2011-10-20 23:34 | 仕事
先週末、バーデン・ヴュルテンベルク州北東部の街・シュヴェービッシュ・ハルへ仕事で行ってきました。

ハルの名前でわかるように、この街のかっての産業は塩であり、ここの住民は街の名前をハルと呼ぶそうだ。そのため、シュヴェービッシュ・ハルと名乗るとすぐ地元民ではないとわかるとのこと。

街を流れるコッハー川の周辺は、まるでチェコのチェスキー・クルムロフのようなメルヘン的な雰囲気を持つ。

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画像の屋根付き小さな橋は、製塩所の小橋

街のシンボルでもあるマルクト広場にある聖ミヒャエル教会の前には大階段があり壮観だった。ここでは、野外劇場が開催されるようだ。

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野外劇場といえば、コッハー川沿いにある建物ハーラー・グローベ劇場が目に止まった。

7月に地球アゴラ番組で取材したエーティクハイムの野外劇場(4000人収容)ほど規模は大きくないが、夏の間に様々な劇が開催されているようだ。

私が訪問した土曜日の夜は、この会場でディスコパーティが開かれており、たいそうな賑わいであった。

周辺を見学していると、若者ポップグループが自分たちのバンドによるCDを作成したといい、無料でCDを配布していた。

街のガイドは、夜番(Nachtwächter)ガイドで街をひとまわり。このガイド、実はある学校の先生ということで歴史に詳しく、ハルについて2時間以上面白おかしく説明をしてくれた。

この夜番は、中世のおまわりさんのような役目をし、彼についてこじんまりとしたハルの街中を徘徊、木組みの家が立ち並ぶ旧市街の夜を満喫した。

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22時からなんと2時間にも及ぶ夜番ガイドで、終わる頃には足がすっかり冷たくなった。でも、そんなことを忘れさせるような充実した話で歴史にあまり興味のない私ですらついつい夢中になった。
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by foodwatcher | 2011-09-27 20:05 |
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© medienfabrik trier

ドイツ最古の街トリーアは、西ローマ帝国の首都として栄えた2千年以上の歴史を誇る古都。

この街の円形劇場と皇帝浴場で古代ローマ時代の闘技と庶民の生活を忠実に再現した祭典「ブロート・ウント・シュピーレ」が9月に開催される。

祭典のハイライトは、円形劇場で開催されるレスリング、剣闘技、本物のグラディエーター の闘いだろう。当時を再現した闘技の数々は、さながら映画「グラディエーター」を彷彿させるようで、見物客の歓声があちこちからあがる熱のこもった演技だ。

アンフィテアトルとも呼ばれる円形劇場は、古代ローマにおいて剣闘士や猛獣の闘いの見世物が行われた施設で、中央の空間を観客席が取り囲む楕円形の構造を持つ。トリーアのこの劇場は、現存する古代ローマ時代の円形劇場の中でもその保存状態の良さや規模の大きさから十指に入る歴史的建築物といわれており、専門家からも注目を浴びている。

皇帝浴場では、兵士の野営キャンプ、手工芸品市場、食堂や酒場そ して古代劇、古代音楽、ダンスが行われる舞台があり、ローマ時代の日常生活を垣間見ることができる。

ローマ時代の建造物が数多く存在するトリーアは、今回の2会場と併せて9ヶ所もユネスコ世界遺産を有する歴史の宝庫だ。旧市街の散策や、モーゼル川流域のリースリングワインも是非お試しあれ。

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日本通運欧州版ペリカン8月号寄稿
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我が家から近く、日曜日の散歩や展覧会にと頻繁に通う街シュパイヤー。

日本のメディアではあまり報道されていないようだが、ここにある大聖堂は世界文化遺産に登録されている。

私のお気に入りの街のひとつ。

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ドイツ南西部ラインランド・プファルツ州のライン川沿いにある街シュパイヤー。
ここに1981年、ユネスコ世界文化遺産に登録され、神聖ローマ帝国諸帝の墓所を有することで名高い、
世界最大ロマネスク様式のシュパイヤー大聖堂、別名カイザードーム(皇帝の大聖堂)がある。

市外の中心地マキシミリアン通りを西から東に向かって歩いていくと、まず目を引くのが大聖堂屋根上の八角形の鐘堂と、東西に聳え立つ4本の塔である。

そして聖堂前の広場には、1560リットルも入る石の大鉢がある。かって新しい司教がやってくると、幸福を祈ってこの大鉢に極上ワインを注ぎ、市民に振舞ったそうだ。

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また、犯罪者は、この鉢を境界線として治外法権の聖堂側へ逃げ込めば、罪から逃れることができたという。

正面門から道内に入り主祭壇方向に進むと、長さが133メールとに及ぶ巨大な列柱式バジリカ(長方形ホール)が印象的である。

中廊にあるかまぼこ型の天井は、大聖堂を着工させた皇帝コンラード二世の孫のハインリッヒ四世(1056~1106)によるもので、11世紀のドイツ建築史上では画期的なつくりである。

さらに側廊東側地下にある世界で一番美しいといわれるクリプタ(地下聖堂)は、四人の皇帝、三人の皇后、四人の国王、そして五人の司教が埋葬されており、季節を問わず観光客が絶えない。


日本通運欧州版ペリカンクラブ寄稿
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東北大震災が発生して3ヶ月がすぎました。
ドイツでは、脱原発が決定されて、色々議論が交わされています。

実は、ドイツの原発跡地は、こんな形でも利用されています!

チェルノブイリ原発事故を受けて、当時ドイツ北部に完成したばかりの高速増殖炉 型の原子力発電所が稼動することなく廃止されました。なんとこの跡地は遊園地に再建されて、地元の活性化に一役かっているのです。。。。

続きはこちらをどうぞ。
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by foodwatcher | 2011-06-11 22:44 | 仕事