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先日、公開となりました記事

ママごめん、楽にしてあげる「植物人間となった母親を解放したかった」息子の犯行

は、信じられないほど多くの方に読んでいただきました。
有難うございました。

やはり介護のテーマは、明日はわが身と云うことでしょうか、
大変多くの方の関心を集めたようです。

この記事で参考にした本の筆者は母親を殺したJさんの服役中
何度も彼に面会に行き、その時の話しをまとめたものが、この本なのです。

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Jさんは母親の安楽死を望んでいましたが、
例えば、隣国スイスでは、やはり元気なうちに自分の手で医療指示証明書を
作成しなければ、安楽死の手続きは出来ません。

また、ここが重要な点ですが、
命を絶つために服用する薬は、患者が自分の手でコップをもって
飲みこむ・・・これが出来なければ、安楽死を受け付けてくれません。

つまり、自分の手で自分の命を絶つということです。

そのため、Jさんは母親とスイスへ一緒に出向くことを
諦めたのです。

実は、筆者Rosenberg さんも母親の介護をして
大変な苦労をした方です。

その時の様子を執筆したのがこちらの本です。

ママ、一体何時になったら死んでくれるの?
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というショッキングなタイトルで、発売当時(2013年)、早速買いました。

そして、「連合」という雑誌の中で介護特集をした際に、この本のさわりを
紹介してドイツの介護事情について寄稿しました。


ドイツも日本についで少子高齢化が進んでおり、老齢社会の訪れも遠くありません。
介護は誰もが直面するといってもいいほどの難題です。

今、ドイツに住んでいて出来るのは、元気なうちに医療指示書を作成しておくことでしょうか。
周りの人と、自分のために。
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by foodwatcher | 2016-08-08 04:00 | 仕事
日本のメディアでも随時ミュンヘンの銃乱射事件は報道されています。

ドイツでの情報をまとめました。やっぱり鮮烈な事件として、頭から離れなかったので
連日ニュースをおっています。

週末を目前に控えた22日金曜日の夕方、
ショッピングや散歩にといつものように過ごしていた
ミュンヘンの住民を巻き込んだ悲惨な事件が襲った。

客で賑わうミュンヘンのオリンピア・ショッピングセンター(以下OEZ)で
銃乱射事件が発生したのだ。事件の流れは以下の通り。

7月22日

17時52分、乱射開始

数分後に警察へ通報

18時20分、警察、乱射現場へ到着、OEZ内へ突入

9人射殺後に犯人は駐車場屋上へ

屋上からも乱射、合計35人負傷

20時30分頃、アリ・ダービットと警察が路上で対面、
ダービットは警官の目の前で頭を銃で撃ち、死亡

23日02時、厳戒体制を解除


無差別乱射に憧れた犯人とは


 ここでは日本ではあまり報道されていない点を中心に振り返ってみたい。

 犯人アリ・ダービット・ソンボリ18歳(以下ダービット)は、インターネットで入手した銃で9人を撃った。
ファストフード店内5人、同店前1人、家電店内2人、OEZ内1人で遺体が見つかった。

 犠牲者の8人は14歳から20歳の若者、1人は45歳の女性だった。
負傷者は35人に上る。一時、生死をさまよう負傷者もいたが、今はそれも免れたという。

 ダービットは手持ちの銃で57弾発砲、58弾目は自身の頭を撃った。
これとは別に、彼のリュックサックには300弾と爆弾が入っていた。

 犠牲者の多くがトルコ人コソボ人、セルビア人など外国籍だったが、
OEZ周辺は外国人が多く住む地区のため、あえて彼らを標的にしたのではなく、
偶然だったのだろうとバイエルン州警察本部は見解を述べた。

 犠牲者の中には、ダービットのクラスメイトはいなかった。
7年間いじめにあっていたとダービットの告白から
クラスメートを射撃したのではという懸念は消え去った。

 ファストフード店前でダービットが発砲する動画をネットで見た父親は、
その日のうちに「息子かもしれない」と警察に通報したという。

 だが、この動画は質が悪く鮮明でなかったのに、なぜ父親は息子とすぐ判ったのか、
あるいは犯行を予知していたのかなど疑問視されている。

 25日までダービットの両親はショックで口を聞くことが出来ないままだったため、
今もってこの件については解明されていない。

 ダービットがOEZ駐車場屋上にいた時の様子を近くのアパート4階から20歳の男性Mが撮影した。

 「男性を見たとき、花火でもあげるのかと思った。
けど、彼が銃を持っていることを知り、OEZにいる友達に警告したかったので
スマホで撮影し始めた。その後すぐオンライン上に公開した。
まさか、自分の動画が全世界に広まるとは思ってもいなかった」

 まもなく、ダービットはMさん宅のバルコニーを目指して2回発砲。
幸いなことに弾には当たらなかったものの、部屋にいたMさんの父親47歳が
ガラスの破片で負傷した。

 動画の中でダービットに話しかけたのはMさんではなく、1階上の住人だという。
声をかけダービットを非難したTさん57歳は、こう語る。

 「仕事から帰宅してバルコニーでビールを一杯と思っていたところに事件が起きた。
容疑者に声をかけたとき、不安はなかった。
ビール瓶を容疑者に投げたが、駐車場屋上まで届かなかった。
もし、自分が銃を持っていたとしたら、容疑者の頭に一発撃った」と強気だ。
無差別殺人で容疑者は精神疾患を抱えていることは後から知ったというTさん。(Die Welt)

 OEZから離れたダービットは、少し離れた路上で警官と出会ったという。

 そしてダービットは警官の目の前で自身の頭を銃で撃ち死亡した。

当初、容疑者は3人という声もあり、ミュンヘン市内はその後も厳戒体制が続いた。
結局、犯行はダービット1人によるものとされ、厳戒体制は23日の午前2時ごろ解除された。

 ダービットは今回の銃乱射事件を1年前から計画しており、
マニフェストもあったと州警察本部は報告した。

 7年前に起きたドイツ南部のヴィーネンデンの学校で当時17歳の
少年による銃乱射事件の現場に行ったダービットは現場の写真を撮った。

 ダービットがヴィーネンデンを訪問し、若者乱射の参考にしていたことを知った同市在住の女性は、

 「ようやく忘れかけていた惨事を思い起した。当時の悲しみや苦しみがまたこみ上げてくる。
私の娘はあの時帰らぬ人となった」と胸のうちを語った。

 またミュンヘンで乱射事件の起きた7月22日は
ノルウェーで起きた連続テロ事件で77人が死亡した惨事から5年経った日だった。

 ダービットは当時の犯行を起こしたアンネシュ・ブレイヴィークを羨望していたそうだ。

 ファストフード店への「ハンバーガーをおごる」という投稿については、
実在する女子の名前と画像を用いて、ダビットが新規Facebook アカウントを開設した。

 この女子のアカウントを乗っ取ったという報道があったが、それは間違い。
州警察本部は新規アカウントを今年5月に開設したと声明した。

 銃乱射事件において、地元警察は24日夕方、
犯行計画を知りながら当局に通報しなかった疑いで16歳の友人を逮捕した。

この友人はアフガニスタン出身で、ダービットとは2015年の夏
2ヶ月間精神疾患で滞在していた病院で知り合ったという。

ダービットは鬱病で、対面恐怖症に病んでいた。

地元メディアは、16歳の若者も危険があり得ると伝えたが、25日、この若者は釈放された。

続く
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ドイツの自動車業界が大変なことになっています。
一昨日の爆弾ニュースにドイツ人もびっくりしている。

それは9月20日に、米国の排ガス規制検査で不正を行っていたことを
フォルクスワーゲン社が認めたからだ。

同社の2009年から2015年に生産されたディーゼル車の
検査で、不正を働いたと米環境保護庁が指摘した。

このニュースを聞いて、きっとドイツ自動車業界に
多大な影響を及ぼすと思った。

案の定、昨日のVW優先株は20%のマイナス。
それだけでなく、BMWやベンツ株もとばっちりを受け、株価は下降している。

なぜ、VWのような大手企業がこんな不正を堂々と行っていたのか不思議。

VWのCEOマルティン・ウィンターコルンCEOは辞任をしないと言い張っている。
後任者はポルシェのあの方らしいという噂も立っているようだ。

ドイツ人の多くは米国責任者と共にヴィンターコルン氏も辞任すべきという声が多い。

VWのニュースがあった日、早速スイス・バーゼル在の義姉から電話があり、
話題はこのニュースで持ちきり。

こんな時、ふと思う。ニュースを見て親族ですぐ電話しあい、議論するとは
いかにもドイツ人らしいと。 そうだ、彼女はすでにスイス人なのですが・・・・

昔はそんな議論をすることさえもできない語学力でおろおろしたものだ。
今も、ドイツ語は決してバーフェクトではないが、それでも話し合うということは
やはり自分の意見を持っていないと続かない。

義姉も我が家もVWの株を有しているわけではないのに、
久しぶりに電話で熱くなってしまった。
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by foodwatcher | 2015-09-23 18:32 | 生活情報袋

この夏ドイツは暑い日が続きました。

30度を越すなんてものではなく、40度近い日も多くありました。
そんな中で、暑さをわすれてしまうほどぐんぐん引き込まれた本がこちらです。

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この本を買うきっかけとなったのは、4月のシュテルンの記事です。

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シュテルンの記事を読んでから、頭から離れなかった内容でした。
ちょうど欧州の終戦70周年が5月8日だったこともあって、シュテルンの記事が
目を引いたのです。

記事と本を読んで、抜粋したものがこちらで公開となっています。
本当に書きたいことは山ほどあったのですが、大カットとなってしまいましたが。

父はアウシュヴィッツ強制収容所の所長でした
それでも父を愛している!独女性の衝撃の告白


その1

その2

本には、ルドルフ・へスの正直な気持ちが書かれており、
大変興味深く、本当に暑さを忘れてしまうほどその内容に釘付けになりました。

ルドルフ・ヘスも、時代のうねりに飲み込まれた一人の犠牲者なのだと思う。
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by foodwatcher | 2015-08-20 15:41 | 仕事
先日書きました記事について。

ドイツ最低賃金法導入で得をした人、損をした人

2015年1月より最低賃金1時間8.50ユーロ(約1200円)がドイツ国内全労働者と全産業で導入された。貧富の差を改善すべく開始された最低賃金法だが、ここに来て数々の問題が浮上している。
得をした人・370万人
損をした人・約24万人
損をした人その2・雇用者の抱える問題、そしてしわ寄せは消費者にも

こちらでコメントをいただいたように、損をした人の多くは飲食業そして
個人農家が大きな直撃を受けているようです。

そもそも最低賃金の導入は、1時間3ユーロとか4ユーロなどという
信じられない賃金で仕事をしている方たちにもっと良い待遇をという大きな目的があった。

しかし、そんな人たちの多い東部ドイツで、失職者が増えているという皮肉な結果となった。

最低賃金導入においては、ガブリエル経済・エネルギー相が「個人消費を後押しする」と
予想していたのに対し、Ifo経済研究所や金融業界専門家は「パートタイムの職が失われる」と
懸念し、冷ややかな態度だった。

相変わらず、最低賃金導入により職を失った人たちの現状がメディアで話題となっている。

Yahoo記事には入れなかったが、巡回サーカス一団も深刻な状況のようだ。
農家と同じく、サーカスも家族や兄弟、親戚一同が時間の許す限り助け合い、
経営が成り立っていることが多い。

それが親族一同にも1時間8.5ユーロを支払わねばならない事から経営難に陥り、
サーカス巡業ができなくなったり、動物のえさを入手することさえ困難になったりしているそうだ。 

今後、さらなる問題が続出するような気がする。貧困解消の効果はいかに?というところだろうか。
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by foodwatcher | 2015-06-19 19:30 | 仕事

1月27日はアウシュヴッツ解放から70周年を迎えました。
こちらに記事を書きました。

その前後に、ドイツでは様々な報道がありましたが、
どれも悲惨で悲しい過去の告白でした。

特番放映を見たり、報告に引き込まれるように読んだ中で、
今回はほんの一部ですが、紹介しました。

これからも機会があれば、お知らせしていきたいと思います。
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by foodwatcher | 2015-02-01 22:09 | 仕事
年明けに映画を見た。タイトルはHonig im Kopf (頭の中が蜂蜜みたいとでも訳そうか)
内容は、アルツハイマーのおじいちゃんを取り巻く家族の物語。

普段あまり映画館には行かない私だが、冬は日が暮れるのが早いので、
見に行く頻度が多くなる。

義弟に進められたこの映画、テーマはアルツハイマー・認知症と聞いて尻ごみした。

重いテーマなので、新年早々どうかと思ったが、大笑いしたという感想を聞き、
「笑う門に福がやってくる」と思い、やっぱり行くことにした。

笑いと感動、涙の溢れるシーンが多々あり、久しぶりに心温まる映画を見たと思った。
是非お勧めしたい。

アルツハイマーのおじいちゃんに家族が振り回される中で、
最終的には、心も体も離れ離れだったおじいちゃんの息子夫婦がよりを戻し、
ハッピーエンドなのだが、それも一重に11才の孫娘の突拍子もない行動のおかげだ。

この映画の監督、そして父親Nikoを演じたTil Schweigerは、
この映画を通してアルツハイマー患者を抱える家族に勇気を与えたいという。
患者とどう向き合うか、家族とはなど深く深く考えさせられた内容だ。

この映画の女流脚本家Hilly Martinekの父親が、
アルツハイマーで他界した背景もあり、
現実味を帯びたシーンがたくさんあった。

確かにドイツにはおよそ140万人のアルツハイマー患者がいるといわれる。
という事は、親戚に、家族に、隣人に・・・と身近に一人や二人の患者がおり、
日々介護をする人たちもたくさんいるわけだ。

映画のタイトルHonig im Kopfは、アルツハイマー症状が進んでいくおじいちゃんの言った
「頭の中が蜂蜜みたい」に由来している。

なぜ蜂蜜なのかは不明だが、とにかくおじいちゃんはこう答えた。

おじいちゃんの症状がひどくなり、一人暮らしはまずいだろうということで、息子Nikoが引き取る。
おじいちゃんの行動に顔をしかめ、ヒステリーになる嫁Sarahは、
義父の奇怪な挙動に対し、我慢も限界になり、Nikoと口論が絶えない。
しかも仕事を持つSarahは、上司との浮気という秘め事もある。

獣医だった父の変貌する言動にどう対応したらいいのかわからないまま、
それでも何とかありのままの父を受け入れようと勤めるNiko.

孫娘Tildaは、おじいちゃんの言動におおらかな対応で、
諭すようにひとつひとつ丁寧におじいちゃんに説明する。
とにかくおじいちゃんの話に耳を傾け真剣に対応している孫娘なのだ。

Nikoは、父をアルツハイマー患者のホームへ入居させるしかないと思い始める。

おじいちゃんが大好きなTildaは、おじいちゃんをアルツハイマー患者ホームへ
入れるなんてもっての他と反抗する。

そこで、Tildaは、おじいちゃんとおばあちゃんが出会った街ベネチアへ
二人だけで出かけようと目論む。映画では、おばあちゃんはすでに他界している。
そして、おじいちゃんと孫娘のベネチアまでの旅が始まる。

最終的には、目的地ベネチアにたどり着いたのだが、
そこでおじいちゃんの病状が悪化して孫娘のTildaが誰なのか分からなくなってしまう。

悲しみにくれ、どうしていいかわからず、涙ながらに走り出すTildaは、
二人を探しにやはりベネチアにやってきたパパNikoとママSarahに出くわす。

その後、Sarahは仕事をやめて、主婦として娘と義父の世話をする。
かってのぎすぎすした生活はそこにはもうなく、笑顔一杯の家族生活を始めた。

おじいちゃんはしばらく平穏な暮らしを息子家族と送り、他界する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

孫娘を演じたのは、Emma Schweiger。11才とは思えない好演で、
将来、きっと役者として大きな花を咲かせるに違いない!

Emmaは、今回監督と息子役Nikoを演ずるTil Schweigerの実の娘だ。

また、おじいちゃんAmandusを演じたDieter Hallervorden は、
もともとコミック関係の役者で舞台に立つことが多い。

彼は、この役を演じるために、わざわざアルツハイマー患者のホームに1週間滞在したそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドイツも日本と同様、少子高齢化が進んでいる。

昨年、『連合』7月号に「20周年を迎えたドイツの介護保険制度」について
執筆したが、今後も要介護者、そして介護をする家族の抱える問題は、尽きないだろう。
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なんと、ブログ更新は半年もしていないことに気がつきました。
相変わらず、忙しい毎日を送っております。

また、大変素敵な出会いがありました。
その方は、ドイツ元首相ヘルムート・コール氏の長男ヴァルター・コール氏です。

その時インタビューしたお話をこちらにまとめました。

偉大な首相を父に持つ男の葛藤と和解

今年前半は、仕事であちこち奔走しておりました。
ケルン、デュッセルドルフ、フランクフルト、ドルトムンド、シュトットガルトなどなどです。
これから後半もあわただしくなりそうです。

7月に予定していた帰国が実現しそうにありません。

ホームページも更新していないので、また改めて、過去のお仕事をブログで紹介したいと思います。
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by foodwatcher | 2014-07-02 18:30

確か今週水曜日の朝刊だったと思う。
ドイツのF1ドライバー・セバスチャン・フェッテルの彼女が
妊娠5ヶ月というニュースが載ってました。

セバスチャンの彼女は、ほとんど公の場に出ません。

彼の希望もあって、公私をきっぱり区別したいということで、
彼女に関する情報があまりありませんが、ギムナジウム(日本の高校に匹敵)で
知り合ったそうです。

彼女ハナさんが妊娠したことで、結婚も真近?という話で持ちきりです。

私はF1ファンではありませんが、セバスチャンという人間が大好きで
彼のファンになりました。

優勝するたびにインタビューで、彼は両親への感謝の気持ちを表しています。

彼の両親は子どもが4人います。決して経済的にも余裕があったわけではなかったけれど、
セバスチャンの願いを聞いて、両親はお金の工面もし、週末といえば、
カート練習をサポート、レースであちこちに出かけ、多大な時間を割いてくれたそうです。

そんな甲斐あって、彼は今や世界一のドライバーとなりました。

セバスチャンは、常に両親を尊敬し、自分の原点を忘れることはありません。

「優勝金で両親に何かプレゼントしますか?それとも金銭的な援助を?」というような、
どうでもいいメディアの質問に対し、

彼は「お金うんぬんという話ではない。自分が今ここにいることが出来るのは両親の支援があってのこと。
そんな両親に自分のできる限りのことをしたい」と。

そしてレースが終わると両親に会いに行くそうです。

なんと心温まるお話でしょうか。毎回、彼のインタビューをニュースで聞くたびに感激してます。
私が二人の母親ということもあるのでしょうが、やはりぐっと来てしまいます。

でも、セバスチャンのおごることなく、地に足のついた人柄に感動しているのは、
私だけではないと思います。
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by foodwatcher | 2013-12-14 20:44 | 生活情報袋
カンボジア行きといっても、行くのは私ではなく息子。

歯学部での勉学も終わりに近づいている息子は、来年研修(Famulatur)を
海外で行いたいと、半年前から受け入れてくれる病院を探していました。

南米、アジアと色々探して、申し込みをしていたところ、ほとんど断られたみたいです。
最終的に受け入れてくれたのがカンボジアの小児病院という訳です。

子ども達の歯の治療に専念したいという息子に、親の私もすごいじゃん!と
感心していたのですが・・・でも宿泊も航空運賃も全部自前。

ボランティアなので、当然といえば当然でしょうか。。。。

カンボジアに一緒に行く友人は早速オンラインでチケットを予約、購入。
でも息子はまだ。

息子は博士論文の準備で色々あり、お世話になる教授がアメリカのある大学で
教鞭をとっていることから、「アメリカに来ないか」と打診され、迷っている様子。
しかも、カンボジア行きと全く同じ時期に・・・・

やっと実現となるカンボジアでの4週間にわたる研修にも行きたいし、
アメリカファンで、現地の大学でも過ごしたことのある彼は、
教授の下で、専門的な研修ももちろんしたいし・・・・で悩んだ。

「カンボジア行きの件を正直に話せば、教授もわかってくれるよ、きっと。
アメリカにはまた行くチャンスがあるはず!」と私。

結局、教授に事情をメールしたら理解してくれて、来年実現しないとしても、
何時でも米大学へ来なさいといわれて、息子も安心したみたいです。

さて、そんな経緯から、息子はカンボジア行きの航空券予約が
友人より出遅れてしまった。

来年2月のことなのに・・・と思うものの、カンボジアの病院側が
早く情報を入手したいとのことなので、予約するしかありません。

ところが、たった1週間ほど出遅れただけなのに
同じ航空券が600ユーロも高くなっていたのです!

息子は大ショック!
どうしてかというと、夫の方針でカンボジア行きは息子が自分で負担するように
言われているからです。

4週間の宿泊、航空券や保険などで少なくとも3000ユーロなり!

息子は、アルバイトをして、結構貯めているみたいですが、
母親の私は援助したい気持ちをぐっと抑え、眺めているのみ。

パニックに陥っている息子に、「大丈夫、きっと解決策があるはずだから」
と、励ましの言葉を伝えた私。

でも私が彼の立場だったら、やっぱりあせるかも。
なんだかんだで、その後、さらに1週間過ぎて航空券の予約をしようと
した息子から吉報が届きました。

「値段が下がって、友人の予約した航空券価格より30ユーロほど
高いだけ。これから予約するよ!」


いやはや、息子と一緒に一喜一憂した9月は、あっという間に終わりです。



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