シュピッツナーゲル典子germanwatcher
2019-02-24T19:29:46+09:00
foodwatcher
ドイツ観察日記・ライター/ジャーナリスト ドイツを中心にビジネス・教育・医療・観光などをテーマに執筆中 リサーチやコーディネートも担当
Excite Blog
プレシャス3月号 ドイツのキャリアウーマン
http://germanfood.exblog.jp/28032533/
2019-02-24T19:26:00+09:00
2019-02-24T19:29:46+09:00
2019-02-24T19:26:31+09:00
foodwatcher
仕事
今回は、ドイツのプロハンドボールのCEOを紹介しました。
何がすごいかといいますと、女性で初めてのCEOだからです。
なんと34歳の時に抜擢された方です。
ちなみに取材時は36歳。
インタビューをしたのは、昨年末でした。
子供2人の母親として、ライフワークバランスについても聞きました。
離婚も経験しているこの女性、現在は仕事に理解のあるパートナーに恵まれ、
彼と、母親の協力を得ながら頑張っているとのことでした。
細かいプライベートなことは今回のテーマから外れてしまうので
あまり深入りせず、1時間ほどインタビュー。
彼女の言葉で印象に残っているのは、
「仕事をするということは、女性だから、男性だからというのは関係ない」
という一言でした。
言われてみれば、そうですね。
というか、仕事をするその環境が男女で違うため、
女性には壁が多いのかもしれないなと思いました。
まだ間に合うようでしたら、3月号是非一読ください。
そういえば、1月にハンドボールの世界選手権WMがありました。
ドイツハンドボールチームは4位となりました。
順調な滑り出しで、皆決勝戦へ向けて頑張っていたのに残念でした。
市民の盛り上がりも大変なものでした。
ちょうど女性CEOを取材した後だったので
普段はあまり関心のないWMにわくわくしながら
私も夢中になっていました。
折しも、取材したハンドボールクラブのコーチがデンマーク人で
その方は、もちろんデンマークチームのコーチとして活躍していました。
デンマークチーム、優勝しましたよね。やっぱり強いデンマーク!
その後、ドイツWMチームのキャプテンが、今回取材したハンドボールチームへ
移籍したのも何かの偶然でしょうか。
このプレシャスのLife is so presiou コーナーで
これまでインタビューをしたドイツ女性は、
キャリアを積んだ方ばかり。
日本ではとかく大企業におけるキャリアウーマンが
注目されているようですが、ドイツでは各業界で
女性が活躍しています。
一方で、ドイツの女性クオーター制(女性管理職)の占める割合は
かなり少ないです。
絵に描いた餅ではありませんが、家庭を持ちながらキャリアを積んでいくことは
難しそうで、理想と現実は違う…という論調もあた多々あります。
要するに、女性の社会進出は日本と状況はあまり変わらないようです。
このテーマについては、長年集めてきた資料があるので、
こちらも、いつか記事にしたいと思います。
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1月ももう終わりですね
http://germanfood.exblog.jp/27971277/
2019-01-30T22:20:00+09:00
2019-01-30T22:20:13+09:00
2019-01-30T22:20:13+09:00
foodwatcher
日常生活様々
2019年が明けて、もう1か月ほど立ちました。
はやいものですね。
毎年、1月から2月にかけて、集中的にコーディネートや同行通訳のお仕事を
色々とご依頼いただきます。
でもですね。
日本からの要望はいつも時間ギリギリで困ります。
礼儀としてメールに返答したところ、すでにこちらが受けると
勘違いされたり。。。。
今回、ご依頼のあった仕事のひとつ、あるコーディネートと通訳も
やはり時間がタイトでした。
2月に来独して取材、インタビューをしたいとのことですが、
根回しは当然1月になります。
1月初めは体調を崩したこともあり、
私もアップアップでした。
受けている仕事をこなしていくだけで精いっぱい。
そんな中での依頼でしたが、時間の余裕がないということは
私が受け持っている1月の仕事の合間を縫って協力するということになります。
報酬は明記されていましたが、少なくてすみませんと。
最初に少ないのですが…といわれると、こちらの要望もいいにくい。
勿論、めげずに、はい少ないです、私はコーディネート1時間。。。。ユーロ、
同行通訳は1日…ユーロと明記する場合もあります。
また、日本からのお仕事依頼では、報酬には税金が加算されることは、まず配慮されていません。
今回はタイミングが悪くてご協力できませんと断りました。
肝心の根回しの時期1月に時間がとれないからです。
昔は頑張りました。
土曜日も日曜日も夜も、そしてクリスマス聖夜にも日本から
要望メールや電話をかけてくる方々に付き合っていました。
一度受けた仕事でしたし、やはり最後まで責任をもって進めたいという思いから。
でも、その途中でドイツは週末、祝日ですので仕事はしませんと
説明しても、わかってもらえないこともあります。
そんないやな予感がした場合は、断ることにしています。
ほぼ、先方の都合で仕事が進んでいるからです。
当然、報酬を頂くのですから先方の要望を受けるのは当然ですが、
それにも限度があります。
かつては自分の勉強も含めて、声をかけていただいた仕事はほぼ100%
受けてました。毎回違う相手や場所のコーディネートや通訳なので
本当に楽しいのですが、最近は無理せずマイペースで進めています。
ところで、最近ドイツ人の残業時間についての記事を目にしました。
ドイツ人は仕事とプライベートをはっきり分けて、5時には帰宅する。。。。。
というような題名の本もあったような気がします。
実は、残業時間統計を見てびっくりしました。
細かい背景については、また記事にしたいと思います。
PCの前に座っている時間が長くならないよう気を付けているつもりですが、
最近は、なかなか頚椎症と肩の痛みの、そして偏頭痛によく悩まされています。
2週間に1度のマッサージ、そして週2回の水泳、週3回のスポーツジム通いも
まめにしているものの、痛みが襲ってくる間隔が短くなってきたような気がしています。
まだまだ寒い日が続きます。
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ただいま新ホームページ準備中
http://germanfood.exblog.jp/27455465/
2019-01-29T18:25:00+09:00
2019-01-30T21:43:08+09:00
2018-07-29T18:39:00+09:00
foodwatcher
お知らせ/news
現在のHPは専門家に作成してもらったのですが、手順が複雑。更新もついついおっくうで遠ざかっていました。
しかし、過去にどんな仕事をしてきたのか、私自身の記録にもなります。一念発起、自力でぼちぼち作成中です。このサイトが少し使いこなせるようになったら、有料にして情報もさらに公開していきたいと思っています。
これまでなかなか更新できなかったブログですが、新HPが完成するまでの間は過去の執筆やコーディネートで紹介できなかった出来事,オンラインや記事の掲載が終了となったものなどをつづっていきたいと思います。
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プレッツェルフェスト!
http://germanfood.exblog.jp/27531491/
2018-09-03T15:52:00+09:00
2018-09-03T15:52:57+09:00
2018-09-03T15:52:57+09:00
foodwatcher
仕事
ご縁がありまして、これから以下のサイトで執筆していきます。
テーマは旅と食。でも単なるガイドブックに載っている街の紹介ではなく
少し踏み込んだ記事です。
初回はドイツのブレッツェルについて書きました。
画像も頑張って他では見られないものを撮影しました。
古都シュパイヤー夏の風物詩パン王国ドイツの「プレッツェル」を祝うフェスト
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Most Valuable Article を受賞しました
http://germanfood.exblog.jp/27510322/
2018-08-21T03:55:00+09:00
2018-08-21T03:55:20+09:00
2018-08-21T03:55:20+09:00
foodwatcher
お知らせ/news
あの悲劇を忘れないために 写真で伝える史実 ホロコースト生存者を撮り続けるカメラマンが話題に
突然の連絡に驚きました。うれしい限りです。
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女性が住みやすいドイツの街は?職場環境がポイント
http://germanfood.exblog.jp/27508657/
2018-08-20T03:49:00+09:00
2018-08-20T03:51:41+09:00
2018-08-20T03:49:09+09:00
foodwatcher
過去記事
2016年7月26日に共同通信47ニュースで公開された記事です。
このコーナーの記事は、公開から1年ほど過ぎると掲載が終了されるようです。
最近、ドイツを代表する週刊誌フォーカスが「ドイツで女性が一番住みやすい街はドレスデン」だと伝えた(5月28日号)。この調査は、2010年から15 年まで不定期的に実施し、全国77の街を対象に「キャリアチャンス、所得、女性が被害者となった犯罪率、余暇充実度」などの実態をまとめたもの。なかでも「職場における男女平等」に重点を置いたという。東西ドイツの経済や生活の格差がいまだ比較され、西側が常に優位と思いきや、ドイツ生活が20年以上に及 ぶ筆者も意外に感じる調査結果だった。 ▽ふたつの顔 ドレスデンはドイツの東の端に位置し、チェコ共和国との国境がすぐ近くだ。人口50万人以上を抱えるザクセン州の州都で、芸術とバロック建築の宝庫として知られる。 近頃は、欧州のイスラム化に反対する愛国主義者(ペギーダ)による反難民デモが大々的に報道されて、ネガティブな印象を持つ人も多いかもしれない。 それとは対照的に、女性が最も住みやすいと評価されたこの街のポジティブな側面はどんな点だろう。 ▽懐の深さ 「確かに、デモの影響で観光客数が一時的に減少したのは事実。しかし、ドレスデンの懐の深さや素晴らしさを日々感じている」と語るのは、この街を代表するキャリアウーマンの1人、同市観光局の局長ベティナ・ブンガさんだ。 「今までずっと旧西独の大企業で働いていた。6年前からこの街に住むようになって気が付いた点は、管理職の女性をすんなり受け入れてくれる土壌が 整っていること。女性の高い就業率は、旧東独時代に男女とも仕事に就くのが当たり前だったから。東西統一から26年たった今も、この慣習は根付いていると 思う」と同局長(フォーカス誌)。 ▽女性が多方面で活躍 管理職のキャリアウーマンは、ドレスデンでは珍しくない。警察報道官や、今年女性初の館長が就任した国際アートコレクション美術館など、有能な女性が多方面で活躍している。 仕事に就きやすく、キャリアチャンスが大きいことは、勤労者総数の半分を女性が占め、男女の賃金格差が少ない(男性100に対し女性は92。全国 平均は女性88)というデータが証明している。ドレスデンがトップになったのは、保育所の充実、女性専用駐車場の完備など、ライフワークバランスが最もと れた街だったからだ。 ちなみにランキングには、観光局長ブンガさんの言葉を裏付けるように「イエナ、ライプツィヒ、ケムニック、ベルリン」と、ほかの東側の街がトップ10に選出された。 ▽男女同権を推進 ドレスデン男女平等委員会代表スタニスラフ・ケメナー女史は「職場環境が充実していると満足する女性の声を聞くのはうれしい限り。しかし、この街の女性管理職はまだまだ少ない」と、さらなる活動意欲をアピールする。 男女平等委員会は、ドイツの憲法に当たる基本法に定められた「男女同権」に基づいて全国に設置されており、州別または自治体独自のさまざまな取り組みを行っている。 ドイツ人は、仕事とプライベートのオン・オフを区別し、生活を満喫するのがうまい。これには、男女とも企業に合わせる働き方をするのではなく、個人に合わせる働き方のできる職場環境がポイントとなる。さて、日本はどうだろう。(ドイツ在住ジャーナリスト、シュピッツナーゲル典子=共同通信特約)文中のドレスデン観光局長べティナさんは、現在キール観光局長です。今年5月に会う機会があり、お話したのですが、相変わらず笑顔の絶えない素敵な女性でした。
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小学館プレシャス・ドイツで活躍するキャリアウーマン
http://germanfood.exblog.jp/27455447/
2018-07-29T18:24:00+09:00
2018-07-29T18:24:40+09:00
2018-07-29T18:24:40+09:00
foodwatcher
仕事
紹介する人物はすべて社会進出をしてそれなりの地位を得た、そして各業界で活躍中のドイツ人女性です。
この雑誌で最初に掲載されているこの記事は毎月世界の4か国から輝く女性が下記のタイトルで紹介されています。
Life is so presious! 仕事も人生ももっと楽しく! もっと美しく!
最近は他の女性雑誌でも盛んにキャリアウーマンがでオンラインなどで紹介されているようですが、この連載はすでに10年以上続く、ロングラン記事。
これまでの記事でお目にかかった女性は次の方たちです。
ドイツ自然保護連盟(NABU)バーデン・ヴュルテンベルク州事務局アドバイザーのサンドラさん(鉱物学博士)
シュトゥットガルト現代アート美術館の館長ウルリケさん(歴史美術博士)
ビジネスエンジェルとしてスタートアップ企業アドバイザー、そしてマンハイムで自身の起業したビジネスにと奔走するアンドレアさんCDU(キリスト教民主同盟)ランランド・プファルツ州の州議員マリオンさん。担当は移民難民、学校教育と青少年問題など。2015年に難民が大量流入してからドイツは大きく変わりました。そんな状況の中でマリオンさんのお仕事の様子を伺いました。ホステル経営のカルメンさん。ハイデルベルクで家庭的なサービスを提供するホステル「ロッテ」は、映画のオスカー賞ならぬ、ホステル賞で何度も賞ドイツで一位の栄誉を得ています。弁護士として活躍中のバーバラさんはハイデルベルクのターフェルで20年以上も経理担当のボランティア活動をされている方。4人の子供を持つ母親としても多忙な毎日を過ごしています。バーデン・ヴュルテンベルク州のハイデルベルク城とマンハイム城管理最高責任者のウタさん。同州経済省文化保全機関に属し、管理や保存、イベント推奨を担当されています。ハイデルベルク本通りの書店長カトリンさん。祖父が書店を創立した、175年の歴史を誇る老舗書店。全国に90も支店のある書店ですが、近年の通販による影響や生き残りについてもお話を伺いました。
などなど、素敵な女性とのインタビューは毎回アッという間に終わってしまいます。
いつもカメラマンと同行し、撮影30分、インタビュー30分で取材依頼をしますが、もっともっとお話しを聞きたい女性がたくさんいます。
毎回キャリアウーマンにお目にかかり、その人となりの人生や仕事感をうかがうのが楽しみで待ちきれません。
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ドイツで電子書籍に再販導入
http://germanfood.exblog.jp/25508344/
2017-03-04T15:56:11+09:00
2017-03-04T15:56:12+09:00
2017-03-04T15:56:12+09:00
foodwatcher
仕事
ドイツで電子書籍の価格拘束法が昨年9月より導入されました。
その背景と、ドイツ書籍業界に関する記事を
日本新聞協会報に寄稿しました。
今年のフランクフルト書籍見本市、ゲスト国はフランス。
開催期間は10月11日から15日。
オープニングのプレス会議でどんな報告がされるのか
今から楽しみです。
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ハイデルベルク・歩行者に車突入で3人の死傷者
http://germanfood.exblog.jp/25451026/
2017-02-27T01:54:49+09:00
2017-02-27T01:54:51+09:00
2017-02-27T01:29:36+09:00
foodwatcher
未分類
ハイデルベルクのビスマルク広場に車が突っ込み、3人の重軽傷者がでました。
その後、重傷だった73歳の男性は亡くなりました。
昨年末、ベルリンのクリスマスマーケットでもトラックが突入し、死傷者を出した
悲惨な事件を思い出しました。
ハイデルベルクの事件は、テロではないようですが、
犯人の35歳ドイツ人男性は、車を乗り捨てナイフを手にして逃亡。
現場にいた目撃者等からの証言で男性の移動先を突き止めた警察官は、
この男性を説得しましたが反抗。
犯人は警察官に撃たれ重傷を負い病院に運ばれ緊急オペ。
この広場は観光客に大人気ハイデルベルク城へと続く本通リに近く、
市電やバスの行き来する場所でいつも混雑している場所です。
私もちょくちょくこの広場前のデパートやパン屋さん、
そして近くの日本食料品店で買い物するので、本当にびっくり。
娘は、友人に会うため市内へ出向く予定だったけど、急遽キャンセル。
その友人たちはちょうどビスマルク広場近くでショッピングしていたと言う。
娘によれば、車が突っ込んだ直後、SNSで「犯人は難民だとか移民に違いない」と言う
フェイクニュースというか、うわさが飛び交った模様。
今日になって、隣の街マンハイムの警察がこれらヘイトスピーチに対し、
なんらかの処置をとると声明。
切ない世の中になりました。
いつどこでどんな事が起こるのか全くわからないこの頃にショックを受けています。
今を大切に生きることで乗り切ることにします。
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ベルリンの壁は日本にもあります!
http://germanfood.exblog.jp/25040599/
2016-12-12T14:52:34+09:00
2016-12-12T14:51:53+09:00
2016-12-12T14:51:53+09:00
foodwatcher
仕事
東西ドイツの分断の証だったベルリンの壁は、日本でも3箇所で展示されているのをご存知でしょうか。
共同通信47NEWSをご覧ください。
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植物人間となった母親を解放したかった息子の犯行
http://germanfood.exblog.jp/24581371/
2016-08-08T04:00:55+09:00
2016-08-08T04:00:17+09:00
2016-08-08T04:00:17+09:00
foodwatcher
仕事
先日、公開となりました記事
ママごめん、楽にしてあげる「植物人間となった母親を解放したかった」息子の犯行
は、信じられないほど多くの方に読んでいただきました。
有難うございました。
やはり介護のテーマは、明日はわが身と云うことでしょうか、
大変多くの方の関心を集めたようです。
この記事で参考にした本の筆者は母親を殺したJさんの服役中
何度も彼に面会に行き、その時の話しをまとめたものが、この本なのです。
Jさんは母親の安楽死を望んでいましたが、
例えば、隣国スイスでは、やはり元気なうちに自分の手で医療指示証明書を
作成しなければ、安楽死の手続きは出来ません。
また、ここが重要な点ですが、
命を絶つために服用する薬は、患者が自分の手でコップをもって
飲みこむ・・・これが出来なければ、安楽死を受け付けてくれません。
つまり、自分の手で自分の命を絶つということです。
そのため、Jさんは母親とスイスへ一緒に出向くことを
諦めたのです。
実は、筆者Rosenberg さんも母親の介護をして
大変な苦労をした方です。
その時の様子を執筆したのがこちらの本です。
ママ、一体何時になったら死んでくれるの?
というショッキングなタイトルで、発売当時(2013年)、早速買いました。
そして、「連合」という雑誌の中で介護特集をした際に、この本のさわりを
紹介してドイツの介護事情について寄稿しました。
ドイツも日本についで少子高齢化が進んでおり、老齢社会の訪れも遠くありません。
介護は誰もが直面するといってもいいほどの難題です。
今、ドイツに住んでいて出来るのは、元気なうちに医療指示書を作成しておくことでしょうか。
周りの人と、自分のために。
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ミュンヘン銃乱射事件・情報まとめ
http://germanfood.exblog.jp/24557167/
2016-07-27T23:43:43+09:00
2016-07-27T23:43:22+09:00
2016-07-27T23:43:22+09:00
foodwatcher
日常生活様々
ドイツでの情報をまとめました。やっぱり鮮烈な事件として、頭から離れなかったので
連日ニュースをおっています。
週末を目前に控えた22日金曜日の夕方、
ショッピングや散歩にといつものように過ごしていた
ミュンヘンの住民を巻き込んだ悲惨な事件が襲った。
客で賑わうミュンヘンのオリンピア・ショッピングセンター(以下OEZ)で
銃乱射事件が発生したのだ。事件の流れは以下の通り。
7月22日
17時52分、乱射開始
数分後に警察へ通報
18時20分、警察、乱射現場へ到着、OEZ内へ突入
9人射殺後に犯人は駐車場屋上へ
屋上からも乱射、合計35人負傷
20時30分頃、アリ・ダービットと警察が路上で対面、
ダービットは警官の目の前で頭を銃で撃ち、死亡
23日02時、厳戒体制を解除
無差別乱射に憧れた犯人とは
ここでは日本ではあまり報道されていない点を中心に振り返ってみたい。
犯人アリ・ダービット・ソンボリ18歳(以下ダービット)は、インターネットで入手した銃で9人を撃った。
ファストフード店内5人、同店前1人、家電店内2人、OEZ内1人で遺体が見つかった。
犠牲者の8人は14歳から20歳の若者、1人は45歳の女性だった。
負傷者は35人に上る。一時、生死をさまよう負傷者もいたが、今はそれも免れたという。
ダービットは手持ちの銃で57弾発砲、58弾目は自身の頭を撃った。
これとは別に、彼のリュックサックには300弾と爆弾が入っていた。
犠牲者の多くがトルコ人コソボ人、セルビア人など外国籍だったが、
OEZ周辺は外国人が多く住む地区のため、あえて彼らを標的にしたのではなく、
偶然だったのだろうとバイエルン州警察本部は見解を述べた。
犠牲者の中には、ダービットのクラスメイトはいなかった。
7年間いじめにあっていたとダービットの告白から
クラスメートを射撃したのではという懸念は消え去った。
ファストフード店前でダービットが発砲する動画をネットで見た父親は、
その日のうちに「息子かもしれない」と警察に通報したという。
だが、この動画は質が悪く鮮明でなかったのに、なぜ父親は息子とすぐ判ったのか、
あるいは犯行を予知していたのかなど疑問視されている。
25日までダービットの両親はショックで口を聞くことが出来ないままだったため、
今もってこの件については解明されていない。
ダービットがOEZ駐車場屋上にいた時の様子を近くのアパート4階から20歳の男性Mが撮影した。
「男性を見たとき、花火でもあげるのかと思った。
けど、彼が銃を持っていることを知り、OEZにいる友達に警告したかったので
スマホで撮影し始めた。その後すぐオンライン上に公開した。
まさか、自分の動画が全世界に広まるとは思ってもいなかった」
まもなく、ダービットはMさん宅のバルコニーを目指して2回発砲。
幸いなことに弾には当たらなかったものの、部屋にいたMさんの父親47歳が
ガラスの破片で負傷した。
動画の中でダービットに話しかけたのはMさんではなく、1階上の住人だという。
声をかけダービットを非難したTさん57歳は、こう語る。
「仕事から帰宅してバルコニーでビールを一杯と思っていたところに事件が起きた。
容疑者に声をかけたとき、不安はなかった。
ビール瓶を容疑者に投げたが、駐車場屋上まで届かなかった。
もし、自分が銃を持っていたとしたら、容疑者の頭に一発撃った」と強気だ。
無差別殺人で容疑者は精神疾患を抱えていることは後から知ったというTさん。(Die Welt)
OEZから離れたダービットは、少し離れた路上で警官と出会ったという。
そしてダービットは警官の目の前で自身の頭を銃で撃ち死亡した。
当初、容疑者は3人という声もあり、ミュンヘン市内はその後も厳戒体制が続いた。
結局、犯行はダービット1人によるものとされ、厳戒体制は23日の午前2時ごろ解除された。
ダービットは今回の銃乱射事件を1年前から計画しており、
マニフェストもあったと州警察本部は報告した。
7年前に起きたドイツ南部のヴィーネンデンの学校で当時17歳の
少年による銃乱射事件の現場に行ったダービットは現場の写真を撮った。
ダービットがヴィーネンデンを訪問し、若者乱射の参考にしていたことを知った同市在住の女性は、
「ようやく忘れかけていた惨事を思い起した。当時の悲しみや苦しみがまたこみ上げてくる。
私の娘はあの時帰らぬ人となった」と胸のうちを語った。
またミュンヘンで乱射事件の起きた7月22日は
ノルウェーで起きた連続テロ事件で77人が死亡した惨事から5年経った日だった。
ダービットは当時の犯行を起こしたアンネシュ・ブレイヴィークを羨望していたそうだ。
ファストフード店への「ハンバーガーをおごる」という投稿については、
実在する女子の名前と画像を用いて、ダビットが新規Facebook アカウントを開設した。
この女子のアカウントを乗っ取ったという報道があったが、それは間違い。
州警察本部は新規アカウントを今年5月に開設したと声明した。
銃乱射事件において、地元警察は24日夕方、
犯行計画を知りながら当局に通報しなかった疑いで16歳の友人を逮捕した。
この友人はアフガニスタン出身で、ダービットとは2015年の夏
2ヶ月間精神疾患で滞在していた病院で知り合ったという。
ダービットは鬱病で、対面恐怖症に病んでいた。
地元メディアは、16歳の若者も危険があり得ると伝えたが、25日、この若者は釈放された。
続く
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女性が住みやすいドイツの街・1位ドレスデン、2位ハイデルベルク
http://germanfood.exblog.jp/24555024/
2016-07-26T23:46:02+09:00
2016-07-26T23:45:44+09:00
2016-07-26T23:45:44+09:00
foodwatcher
仕事
タイトルの通り、女性が住みやすいドイツの街トップ10です。
共同通信47Newsの記事では、字数の関係上で1位のドレスデンのみ
を紹介していますが、せっかく調べたので、ここにお伝えします。
上記47News の1位ドレスデンと共に、是非ご一読ください。
1位 ドレスデン
2位 ハイデルベルク
3位 イエナ
4位 ライプツィヒ
5位 ヴュルツブルク
6位 ミュンヘン
7位 ケムニッツ
8位 ゲッティンゲン
9位 ミュンスター
10位ベルリン
2位ハイデルベルクは、国内で最も古い大学を有する若者たちで活気溢れる街。
観光客に人気の古城やネッカー川にかかる橋のある旧市街は、
第二次世界大戦の被害を受けなかった歴史的中核部として連日人だかりが絶えません。
「昼夜、女性でも安心して移動できる街、それがハイデルベルクのよさ」というのは
婦人警察官のリザ・ブッフナーさんだ。
「プライベートではよく街中のパーティに参加しますが、
遅くなっても女性専用タクシーがあるので心配ないです。
ハイデルベルク市民は7ユーロ支払うだけで移動できるから。
運賃差額はタクシー会社が1回につき1ユーロ、
残りはすべて市が負担してくれるのです。
タクシーを降りてから、自宅や目的の建物の入り口まで一緒に歩いてくれる
サービスもあるので助かっています」と笑う。
また地下道や駐車場には多数のビデオカメラも設置されているので、安心といいます。
3位ィエーナは、日本では耳慣れない街だろう。
ベルリンの南西、チューリンゲン州の大学都市で、
ゲーテやシラーなどがこの大学で教鞭をとった。
また、レンズメーカー、カール・ツァイスがイエーナで創業された。
1995年からイェーナに住むハンガリー出身の女性は、
「2015年に自分の店を持つことが出来ました。コーヒー、
ワインやハンガリー料理を提供し、夢を実現できた」という。
ちなみに調査対象となった77都市のうち、
最下位はルードウィクスハーフェン・アム・マインだそう。
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ミュンヘン乱射事件に思う
http://germanfood.exblog.jp/24547475/
2016-07-23T17:31:38+09:00
2016-07-23T17:31:30+09:00
2016-07-23T17:31:30+09:00
foodwatcher
生活情報袋
ミュンヘンの乱射事件は、全国民を驚愕させた。
事件の詳細をここでは説明しないが、容疑者と合わせて10人が死亡、
21人が重軽傷を負ったという。
事件の発生した金曜日18時頃からは各テレビ局の特番で一晩中
ミュンヘンの様子が放映された。
発砲されたオリンピア・ショッピングセンター(OEZ)はミュンヘンでも最大級の
モールのひとつ。街の北部に位置する住宅街にある。
惨事もさることながら、私がショックを受けたのにはもうひとつ理由がある。
実は、日本のある企業の依頼でモール視察のリサーチおよびコーディネートを担当し、
日本から数人がミュンヘン視察にやってくることになっていた。
訪独日は二転三転し、5月予定だったのが7月に延びたため、
私は通訳として同行できないと断った。
リサーチ中に訪独日が大幅に変わり(これは依頼者の準備期間が変更したり
諸々の理由から仕方なかったとはいえ)、お付き合いできないと思ったからだ。
他の仕事も抱えている私としては、やはりひとつの仕事に何ヶ月も
振り回されることは、諦める方が無難と判断した。
ちょうど週末なので、この企業担当者とは連絡がつかないが
事件当時、ミュンヘンにいなかった、あるいは無事だったことを祈るのみだ。
ニュースでは日本人の被害者は報道されていないので
大丈夫なのだろう。
でも、もし、今頃ミュンヘンにいたら、このOEZモールを視察していたらと思うと・・・
身震いしてしまう。(依頼主とのコンタクトはその後ないので、訪独予定は
把握していない)。
容疑者の奇行に気がついた周辺の住民とのやり取り中、
この男性は「僕はドイツ人だ」と叫んだというが、
ドイツとイランの二重国籍を有する18歳の男性で、モールから1キロほど
離れた場所で死亡していたようだ。
国鉄、私鉄、道路もすべてストップあるいは封鎖されて、
厳戒体制だったミュンヘン。
週末を迎えた平凡な市民の生活が一瞬にして重い空気に包まれた。
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まだこの事件については詳しいことはわからないが、つい最近は
バイエルン州のヴュルツブルクで走行中列車の中で男性が斧とナイフを振りかざし、
乗客に襲いかかった。
この件については、Facebookに記したが、
4人が斧で、1人がナイフで負傷した。
そのうち2人は香港からの観光客だ。
列車から逃げようとした加害者は、その後、散歩をしている市民に危害を加えようとした。
そして、駆けつけた警察官に射殺されたという。
なぜ17歳の青年を射殺したかと言う批判も上がっているようだが、
地元メディアによると、青年は駆けつけた警官にも斧を振り上げ、危害を加えようとした。
その斧と警官との距離はほんのわずかで警官も重傷を負う、あるいは命を落とす可能性があった。
警官の身を守るため射殺したのだという。この辺が日本メディアでは詳しく説明されていない。
射殺された17歳の男性は1人で ドイツに入国し、未成年の難民向けの施設で暮らしていた。
1年前、ドイツ南部の街、パサウで難民登録した。
2週間前にヴュルツブルクの近くに住む家庭に引き取られたそう。
今回は、特命捜査班(SOKO)が偶然麻薬事件でヴュルツブルクにいたため、
比較的早く現場に到着した。
もし、この偶然がなかったら、警官の対応も遅れ、
もっと悲惨な結果になっていたのではと思うとぞっとする。
ちなみに、加害者はアフガニスタンからの難民と登録したようだが、
言語専門家の分析によれば、この男性の出身はパキスタンと見解を述べている。
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4月現在、身寄りのない18歳未満の青少年6万人が難民としてドイツ国内に滞在しているという。
バイエルン州では1万5千人の青少年が登録されているそうだ。
難民イコール悪人という色眼鏡で見ることは間違っているが、
なかなか難しいテーマだ。
ヴュルツブルクのショックがあってまもなくミュンヘンでの事件。
なんだか、最近のドイツは物騒だ。
今年の3月にはベルギー・ブリュッセル空港及びマールベーク駅で連続爆破テロ事件があった。
その時、私は日本からの客とフランクフルトへ飛ぶためベルリン・テーゲル空港にいた。
私たちの搭乗便は予定通り飛んだが、何時どこで何があるかわからない昨今。
フランクフルトに無事着陸してホッとしたのを今でも鮮明に覚えている。
市民は、今あるこの時間を大切にして生活していくしかないのか。
突発事件であれば、対応も出来ない。
不安な毎日だ。
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去年の今頃・国家試験合格パーティ
http://germanfood.exblog.jp/24078813/
2016-01-24T21:17:00+09:00
2016-01-25T06:05:39+09:00
2016-01-24T21:16:54+09:00
foodwatcher
思い出袋
国家試験合格者のパーテイがあった。
もう一年経った。でもあの時もちょっと天候が悪くとても寒かった。
そんなことを、今日ふと思い出した。
その後、息子は職を得た。
勤務先上司xx氏が言うには、(昨年)3月から勤務して欲しいとのこと。
ところが、息子は、すでにオーストラリアへ数週間行く予定を組んでいた。
それで3月後半までドイツ不在。しかも、その後、息子は引越しも控えていた。
どうなるんだろうと思っていたあの時。でも、どうにかなりました。
母親としては、運よく決まった職場だし(何人も応募したけど、息子だけが採用になった)
旅行どうするの?と聞くと、
「もうすべて手配済みだから、もちろんオーストラリアへ行ってくるよ。楽しみにしていたし」
と、いとも簡単に言う。
「その気持ちもよくわかる。けど、大学病院は大丈夫」と不安な私。
「xx氏も、ああそう、じゃ楽しんで行ってきてと言ってくれたし、4月から勤務で問題ないって」とあっけらかんの息子。
そうっか・・・。やっぱりこの辺、日本とドイツは大分違う。
日本だったら、雇われる身の方が、休暇で5週間ほど国外ですので、
勤務は1ヶ月後からにします。などと言えるのでしょうか・・・・
いや、勤務開始は1ヶ月後になりますが、よろしいでしょうか?と聞くのかもしれない。
勇気があればの話だけど。
また、雇用側や上司もどんな反応をするのでしょうか・・・・
半年前からオーストラリア行きは決めていたので・・・ではすまないと。
日本で教育を受け、仕事もした私としては、ドイツ人との考えの違いを再認識した。
今の日本ではどうなんでしょうかね?私の考えが古いだけかもしれませんね。
その息子も、勤務先で色々な患者を診ているようだ。
ドイツサッカーの代表監督・ヨアヒム・レーヴも夜中、治療に駆けつけてきたそう。
エスプレッソがお好きな監督にわざわざ注文したとか。
医師の仲間が気を利かせてエスプレッソを調達したようで、監督も断れなかったみたいです。
(これ試合の前夜だったそう。その夜、監督は眠れたのかな?)
そういえば、息子に教えてもらった、レーヴ監督がよく行くカフェ、まだ行ってない!
監督の追っかけをしている訳ではないけど、やっぱり興味あり。
あと、一般患者はもちろんの事、障害のある方、難民もいるそうだ。
現代の社会がそこから見えてくるようだ。
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