世界最大のワイン祭り!いよいよ開催です
今ドイツは秋晴れの日が続いています。
仕事から離れて、外出したい気分の毎日です。
さて、今週末はどこにいこうかな・・・・
やはりワイン祭りです!
ドイツの9月といえば、ぶどうの収穫期。初夏から秋にかけて、
200以上開催されるワイン祭りもこの頃に最盛期となります。
中でも世界最大のワイン祭りといわれる「ヴルストマルクト」(Wurstmarkt・ソーセージ市)は、
毎年世界各国から60万人以上の客が訪れる大イベント。
会場は、ラインランド・プファルツ州都マインツより南に車で
約1時間のワイン街道上にある小さな街バード・デュルクハイム(Bad Durkheim)。
ここは、湯治や療養のために全国から保養者が集まる、
豊かな自然に囲まれた静かな温泉の街でもあります。
ワイン祭りなのに、「ソーセージ市」とよばれる理由は、
600年ほど前に州立浴場で巡礼者のために開催されたソーセージと
ワインのマルクト「聖ミヒャエル市」を立てたのが始まりだそうです。
このマルクトでは、膨大な量のソーセージが消費された事から「ソーセージ市」と改名され、
今もその名が残されているとのことです。
このワイン祭りは、200以上の試飲が出来る祭典というだけではなく、
醸造元のワイン樽を空にすることも重要な目的なのをご存知でしたか?
今秋収穫されたぶどうで作る新種ワインの収納スペースを確保すると言う実益も兼ねているのです。
これは、170万リットルのワインが入っていたワイン樽です。
現在はレストランとして使われていて、内部はこんな感じです。
9日間に及ぶこの祭りの会場には、36の歴史的なワインスタンドを始め、多数の飲食店がお目見えする。
移動遊園地やアトラクションも設置され、大人も子供も楽しめる秋の祭典のひとつです。
画像は、以前撮ったものですが、毎年同じ位置に同じスタンドやイベントテントが設置されます。
今年は、新アトラクションが3つも追加されたとか。
あまりにも多くの人が来るのでそれだけでも疲れてしまうのを懸念している私ですが、
久しぶりに出向いてみたい気もしてます。
by foodwatcher
| 2012-09-07 18:51
| 生活情報袋