ユーロ安・スイスフラン高の影響


夫の出身地・ドイツ南部のボーデン湖は、スイス国境がすぐそこ。
今、この周辺で異変が起きているそうだ。
理由は、ユーロ安・フラン高。

例えばコンスタンツ市。
フランクフルターアルゲマイネ紙によれば、土曜日になると、この街には
スイス側からの買い物客であふれかえっているとのこと。

コンスタンツ市の普段の一日平均買い物客数は2万4千人。
そのうち3割ほどがスイスからの買い物客という。

ところが、土曜日になるとスイスから5万人以上の
買い物客が訪れるそうだ。

ちなみに、コンスタンツ市の住民数は、7万7千人というから、
土曜日のこの街は、人人人・・・で飽和状態。

当然のごとく、土曜日は駐車場もスイスナンバーの車で一杯、
ドイツ人がこの日駐車場を見つけることは至難の業という皮肉な話。

買い物を済ませ、帰路に着くスイス人が
もうひとつ必ずするのが税金還付申請。
例えば、ドイツの食料品は、7%の税金がかかっている。
それを還付してもらおうという訳だ。

陸続きであっても国が違うと、こんな利点もあるわけだ。
ガソリン代がかかっても、国境周辺の街からだけでなく、
遠いスイスの街からもドイツにショッピングにやってくる気持ちも
理解できるというもの。

その昔、我が家の子供たちが小さい頃、夫の両親を訪問する際には、
我が家もいつもスイス側に買い物に出かけていた。
お目当ては、コーヒーやパスタ、パン類、そしてチョコレート。

パン大国のドイツからなぜスイスに出かけてパンを買ったのか
不思議に思うかもしれません。

ドイツのパンもとても美味しいけれど、米国産の小麦粉を使っている
スイスのパンは、また違った美味しさがあり、ついつい値段が高めでも
買ってしまうのです。パスタも同様で、原料が違うと美味しさもまた
違います。

話変わって、スイスはなぜ欧州・隣国の穀物を使わないのか・・・・と
いうことについては、またいつの日かお話します。
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by foodwatcher | 2012-02-20 17:00 | 生活情報袋