毎日放送・レーゲンスブルク撮影後記

レーゲンスブルクは、ドナウ川沿いにある古都。日本で言えば京都に当たるだろうか。

ここの歴史は古くてローマ時代から重要な役割を果たしてきた街だ。
世界遺産に登録された旧市街、大聖堂、ドイツ最古のソーセージ屋さん、
ドイツ最古のコーヒー店、ドイツ最古の帽子屋さんなどなど、とにかく歴史が長い街だ。

ここでのハイライトは、13世紀から14世紀に建てられたゴシック建築の大聖堂内でのレーゲンスブルク少年合唱団コーラスの様子を撮影できたことだ。日本のTV撮影クルー訪問は合唱団マネージャーによれば、今までなかったとか。

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日曜日10時から始まるミサで歌う合唱団の歌声を聴きながら、特等席で撮影をした。あわただしい取材の合間に少し座ることが出来たこと、そして歌声に酔いながら心を休めることが出来た貴重な時間だった。

参考までに、レーゲンスブルク少年合唱団の歴史は、ウィーン少年合唱団よりも古いということでした。

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コーディネーターとしては、最難関だった大聖堂内で、しかもミサの間に、そして合唱団を撮影という多岐にわたる撮影許可すべてを手にした瞬間は、苦労が報われたようでとてもうれしかった。

ちょうどクリスマスシーズンで、個人経営のお店は、超多忙。
そんな中でも、皆さんとても協力してくださいました。

ドイツ最古の帽子屋さん。HutKönig
右側のアンドレア・ヌスラン氏は、ドイツでただ一人と言う男性用と女性用の両方のマイスターである。

左側は、弟さん。すべて手作業でひとつの帽子を制作するのに、80工程もあるそうだ。

ちなみに日本TVチームの取材は、私たちがはじめてとのこと。とても歓迎して下さいました。

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お二人がかぶっている帽子は、通称プレイボーイハット・95年にドイツプレイボーイ雑誌の取材をうけ、それ以来、大ブレイクした帽子のため、こう呼んでいるそうだ。

ちなみに、レーゲンスブルク出身のローマ法王ベネディクト16世の帽子もアンドレアさんが考案し、制作したものという。その帽子と同じモデルは、1500ユーロで手に入れることが出来るそうだ。

ディズニーの、「アリスインワンダーランド」映画DVD用にジョニー・デップがかぶっている帽子もこのお店の製作品とのことです。

日曜日にもかかわらず、私たちのためにお店を開けてくださりとても感激しました。いつか個人的に是非訪問します!と別れを告げました。

また、ドイツ最古のコーヒー店Cafe Prinzess でも撮影させていただきました。
撮影許可は得ていたものの、店内の様子を見ながらにしてくださいと言うオーナーの言葉の意味が訪問してみてよくわかりました。

とにかくびっくりするほど客が多く、店内は身動きが出来なほどで、まるで東京のラッシュアワーの電車内にいるようだった。それだけ人気があるということで、それでも客に迷惑がかからない様にバッチリ撮影させていただきました。そしてオーナーも長時間のインタビューに対応して下さいました。

ドイツといえば、ソーセージ。ここレーゲンスブルクにあるHistorische Wurstkücheでも、ソーセージを焼いているシーンや店長へのインタビューなど無事撮影できました。

このソーセージ屋さんはドナウ川沿線にあり、旧市街と新市街を結ぶのがドイツ最古の石橋。この石橋は、なんとチェコ・プラハにあるカレル橋の見本となったそうです。

そういえば、我が家が4年間すんでいたプラハに似ている雰囲気を持つレーゲンスブルクでした。

その他の撮影は、帝国議会博物館やレーゲンスブルクから車で40分ほどの場所にあるドナウ川沿いのヴェルテンブルク修道院付属のビール醸造所にも足を運びました。ここでの撮影模様は、またの機会にお知らせしたいと思います。
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by foodwatcher | 2011-12-30 07:50 | 仕事