毎日放送・シュトッツトガルト撮影後記

e0166187_0513694.jpg


先日お知らせした、毎日放送番組の撮影後記です。
今回の撮影は、大変スケジュールがきつく、しばらくダウンしていました。

シュトッツトガルトは、バーデン・ヴュルテムベルク州の州都です。
ここには、メルセデス・ベンツ社、ポルシェ社、ボッシュなどドイツを代表する
大企業の本拠地があります。

撮影班が訪れた12月始めは、ちょうど、この街の鉄道中央駅「シュトッツトガルト21」の改築をめぐる州レベルの住民投票が行われた後だったため、デモの心配もなく撮影ができました。

この住民投票の結果は、意外なことに賛成者が多くこのプロジェクトが進められることになった。

現在、駅の地上にある頭端式ホームを通過型の地下ホームにするもので、空港駅の新設や高速鉄道線の拡張なども含まれる。今年2月に着工したが、反対派が激しいデモを展開。数カ月前から工事が中断していた。住民投票の結果を受け、工事は来年1月から再開される予定という。


さて、経済インタビューをしました、市役所経済部のR氏によれば、同州の失業率はなんと3,9%。ちなみに、ドイツの11月失業率が6,4%ですので、同州の失業率はかなり低いことになります。

この6,4%でさえ、東西ドイツ統一後、20年来最低の記録を更新したと報道されていましたが、それを下回る失業率!つまり、この州の雇用市場が安定していることを示している。

そして、ギリシャに始まった経済不安は、ドイツにまだ及んでいないという。

これは、街頭インタビューをしても、全く同じ返答であった。まるで、みんな口をそろえたかのようだった。州職員や学生、会社員などなど、様々な職業についている方たちに質問したが、みんな好調で満足しているという。

高級デパート・Breuningerでも支店長さんや店内のお客さんにインタビューしたが、やはり景気は上々と言う。財布の紐は緩くなることはあるけれど、硬くなっているということは全くないそうだ。

そういえば、ポルシェの今年1月から9月期は、25%営業利益が増加したと報告がある。そして、独自動車各社の米国販売実績も、すべて2桁増という好調ぶりだ。

ちなみに、ドイツ内で失業率が少ない州は、バーデン・ヴュルテムベルク州とバイエルン州だそうだ。

さて、撮影は、現代アート美術館や街の胃袋とも言われるマルクトハレやもちろんクリスマスマーケットでも行いました。

ここのクリスマスマーケットの特徴は、各スタンドの屋根の飾りがとても大掛かりなこと。毎年、どの屋根のデコレーションが美しいかコンテストもあるとか。3位までの入賞者には賞金もあるそうです。冒頭の画像がスタンドの一例です。

手作り品あり、クリスマスのオーナメントやキャンドルなど、所狭しと見るだけでも楽しいクリスマスマーケットでしたが、極めつけは、さばの炭焼きでした。1匹11ユーロ。串焼きです。

何で魚の炭焼きが販売されているのかは不明ですが、ドイツの魚の食し方と言えば、オーブンで焼いたり、フライパンで蒸したりがほとんどなので大変珍しい品です。ちなみにこの魚はノルウェー産とのことでした。

e0166187_052621.jpg

[PR]
by foodwatcher | 2011-12-16 01:04 | 仕事