ドイツの職人マイスター

あけましておめでとうございます。
新年が明けてすでに1週間過ぎましたが、今年もよろしくお願いいたします。
こちらも厳冬で、ドイツのトスカナ地方といわれる我が家の周りも雪が振り続け真っ白です。

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さて、本日の新聞によると、ドイツ人の胃袋を支えている個人店の肉屋(Metzger)やパン屋(Bäcker)さんの経営が思わしくないようだ。

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詳しい数字は出ていなかったが、大型スーパーの台頭で客足が少なくなったこと。
そして、代々続いているお店を家族で守ろう、つまり子が店を継ぐという傾向が少なくなってきたことなどが原因だとか。今に始まった事ではないと思うが、なんだかさびしい話だ。

確かに、スーパーに行けば全食料品がそろう。

特に天気の悪い冬には、一箇所でほとんど事が足りてしまうのは時間の節約にもなるし、ありがたい。

私も、肉類は評判のよいスーパーでまとめ買いをし、必要な分量を小分けして冷凍庫で保管している。

さすがに、パンだけは行きつけのお店で買っている。スーパーのビニール袋に入ったパンはやはりまずい!

また、スーパーの一角にあるチェーン店パン屋の味もいただけないものが多いから。

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結果として、ドイツマイスターたちの職も少なくなり、マイスターを習得する若者たちも減ってしまう。

一方、大型スーパーと提携して、マイスターの作ったハム類やパンをスーパーに卸し、経営を保っている店もいるとか。

客と経営者がショーケースをはさんで会話をするということも少なくなくなった。
普段の何気ない会話でも、人とのふれあいはうれしいもの。

何でも一箇所でそろってしまうスーパーの便利さは、人とのつながりを少なくしてしまったのではないだろうか。
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by foodwatcher | 2010-01-08 19:13 | 我が家の食